
赤ちゃんをあやすときはどんな遊びがいいの?
いつから遊び始めたらいいの?
私も初めて赤ちゃんと関わったときは、遊び方が分かりませんでした。赤ちゃんをあやすときの遊び方を知らないと、どう関わっていいのか不安ですよね。
この記事では、1~12ヶ月の赤ちゃんをあやす遊び方やおもちゃを紹介していきます。
月齢別に赤ちゃんの成長を説明していくので、その時期に合った遊びが分かりますよ。そして、すぐに取り入れられる遊びが分かり、赤ちゃんの心と身体の発達を促せます。
保育士資格を持っている私が赤ちゃんとのスキンシップの取り方を紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
赤ちゃんをあやすときの遊びとは?月齢別に紹介


まだ寝てる時間が多い赤ちゃん。
どんな遊び方であやしたらいいの?
月齢によってできることも変わっていきます。月齢に合った遊びとして「こちょこちょ」「ハイハイ遊び」などを紹介していきます。
私も赤ちゃんと遊ぶとき、よく「こちょこちょ」や「たかいたかい」をしていました。
赤ちゃんがリラックスして遊んだり、笑ったりしてくれると嬉しくなりますよね。
赤ちゃんと楽しめる遊びを紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
1~3ヶ月の赤ちゃんをあやすふれあい遊び
この時期の赤ちゃんをあやす遊びとして、「こちょこちょ」や「手遊び歌」がおすすめです。
1~3ヶ月の赤ちゃんはまだ寝ている時間が多い時期です。しかし、3ヶ月くらいになると動きも大きくなり、できることも増えてきます。
〇こちょこちょ
赤ちゃんのお腹や足など身体の色々なところをこちょこちょしてみてください。ママやパパとスキンシップを取ることで楽しくなり、リラックスして遊べます。
赤ちゃんの目を見ながら「くすぐったいね」「楽しいね」などの声掛けをして遊びましょう。
〇手遊び歌
手遊び歌には「大きな栗の木の下で」「いっぽんばし」「とんとんとんひげじいさん」などがおすすめです。
ママやパパがしているのを目で追ったり、笑ったりといろいろな表情が見られます。
また、膝に乗せながら一緒に手を動かして遊んでみてください。赤ちゃんは安心して楽しく遊ぶことができますよ。
1~3ヶ月の赤ちゃんは、ママやパパとスキンシップをとることが遊びになります。
赤ちゃんに声掛けをしたり、触れ合ったりして遊んでいきましょう。
4~7ヶ月の赤ちゃんをあやすふれあい遊び
この時期の赤ちゃんをあやす遊びとして、「いないいないばあ」や「たかいたかい」がおすすめです。
4~7ヶ月になると寝返りができるようになり、身体を自分で動かそうとする意欲も出てきます。
〇いないいないばあ
ママやパパの顔が見えたり隠れたりすることで楽しく遊べます。タオルを使って顔を隠す遊び方もおすすめです。
ママやパパの顔が見たくて、赤ちゃんが自分から手を伸ばしてタオルを取ろうとするようになります。
〇たかいたかい
首がしっかり安定してくるこの時期からできる遊びです。初めはゆっくり上げて、赤ちゃんの表情を見ながらしていきましょう。
たかいたかいを始める前は、赤ちゃんが心の準備をできるように声掛けしてくださいね。
赤ちゃんが表情や身体で表現する気持ちを受け取り、いろいろな声掛けをしていきましょう。
8~12ヶ月の赤ちゃんをあやすふれあい遊び
この時期に赤ちゃんをあやす遊びとして、「ハイハイ遊び」や「新聞ビリビリ」がおすすめです。
8~12ヶ月になるとずりばいやハイハイ、つかまり立ちなど行動範囲が広くなっていきます。
〇ハイハイ遊び
ハイハイをしながらかくれんぼや鬼ごっこをして遊びましょう。
赤ちゃんはママやパパを見つけると嬉しくなり、一生懸命ハイハイをして来ます。
また、赤ちゃんを追いかける鬼ごっこもおすすめです。追いかけてきてくれることが楽しくて、赤ちゃんは一生懸命逃げようとします。
〇新聞ビリビリ
指先が器用になり力も少しずつ入るようになってきます。しかしまだ1人で破るのはまだ難しいです。
切り目を入れたり、一緒に破ったりして遊びましょう。ママやパパと引っ張り合って破るのも楽しく遊べます。
紙の音や破るときの感覚が楽しくて、自分から遊ぶようになります。新聞を破ることは、指の運動になるのでおすすめですよ。
赤ちゃんをあやすおもちゃや遊び方について、こちらでも説明しているので参考にしてみてください。
赤ちゃんをあやすおもちゃとは?月齢別に紹介

赤ちゃんをあやすおもちゃとして「おきあがりこぼし」や「積み木」、「ルーピング」などを紹介していきます。
どのおもちゃも長く遊べて、成長に合わせて遊び方も変わってきますよ。
数ヶ月前までは、私が赤ちゃんにおきあがりこぼしを動かして見せていました。でも今では自分で動かして遊んでいます。
赤ちゃんの成長に合わせて、おもちゃや遊び方を変えてみましょう。
1~3ヶ月の赤ちゃんをあやすおもちゃ2選!
1~3ヶ月のあかちゃんをあやすおもちゃには、「メリー」や「おきあがりこぼし」がおすすめです。
目で見て、音を聞いて遊ぶことは、この時期の赤ちゃんにとって刺激があり発達を促してくれます。
〇メリー
メリーにはメロディーや飾りが付いて、赤ちゃんは聞いたり、目で追いかけたりして遊んでいます。
耳や目などの五感を使って遊ぶことは運動になるので、赤ちゃんの発達に繋げていきましょう。
〇おきあがりこぼし
動かすと音が鳴るのが楽しくて、自分から触りたいと思うようになります。
腹ばいをした状態で、おきあがりこぼしを赤ちゃんの前で動かすと「なんだろう?」と頭を上げて見てくれますよ。
1ヶ月の赤ちゃんでも遊びながら多くのことを学んでいきます。
耳や目を使って遊べるおもちゃで、赤ちゃんが楽しいと思えるようにしてみましょう。
4~7ヶ月の赤ちゃんをあやすおもちゃ2選!
4~7ヶ月の赤ちゃんをあやすおもちゃには、「積み木」や「音の鳴るぬいぐるみ」を紹介します。
少しできることも増えてきて、おもちゃをつかんで遊べます。
できるようになったことを遊びの中で繰り返し体験し、楽しみながら発達を促していきましょう。
〇積み木
この時期になると、おもちゃをつかんで遊ぶようになります。
積み木は大きいものを選ぶと赤ちゃんが持って遊びやすくなります。赤ちゃんは、自分で音を鳴らしたり並べたりして遊べます。
また、幼児期になると積み重ねたり、動物を作ったりして遊ぶことができます。大きくなってからも遊べるのでおすすめです。
〇音の鳴るぬいぐるみ
音の鳴る方を向いてぬいぐるみを取ろうとたり、触ろうとしたりして遊べます。
ぬいぐるみに手を伸ばしたり体の向きを変えたりすることは、身体を大きく使うことに繋がりますよ。
うまく取れたときは「取れたね!」「できたね!」などと声を掛けてコミュニケーションをとっていきましょう。
身体を大きく使って、ママやパパとおもちゃで遊ぶ楽しみを感じられるようにしていきましょう。
8~12ヶ月の赤ちゃんをあやすおもちゃ2選!
8~12ヶ月の赤ちゃんをあやすおもちゃには、「ボール遊び」や「ルーピング」を紹介します。
おもちゃを持つことや追いかけることで、少しずつ身体を動かして遊んでいきましょう。
〇ボール遊び
ボールを転がしたり、投げたりして一緒に遊びましょう。行動範囲も広くなり、遊びながら全身を使って運動できます。
また、ボール遊びをしながらたくさん声掛けをしましょう。赤ちゃんは褒められると嬉しくなり、何度も繰り返し遊んでいきます。
赤ちゃんが楽しく続けられるように遊んでみてください。
〇ルーピング
ビーズを動かしたり、ぶつけて音を鳴らしたりして遊びます。
ビーズが「どの方向に行くんだろう?」「どう落ちていくんだろう?」と予測しながら遊ぶので、赤ちゃんの思考力を育てることに繋がりますよ。
また、幼児期になると色や形、数を学びながら遊んでみましょう。
この時期は、ずりばいやお座りをして遊ぶようになり、おもちゃの遊び方も変わってきます。違った角度からおもちゃを見て遊ぶことで、新たな発見や楽しさが生まれてきますよ。
赤ちゃんをあやすときの成長に合った遊びをするには?

赤ちゃんは声を出すようになったり、ハイハイができるようになったりと、どんどん身体の動きも大きくなっていきます。
私は赤ちゃんをあやすときに、声を出すようになったり、身体で感情を表現するようになったりと日々成長していく姿を見て嬉しくなったのを思い出します。
赤ちゃんの成長に合った遊びができるように、参考にしてみてください。
1~3ヶ月の赤ちゃんの成長とは?
1~3ヶ月の赤ちゃんは、少しずつ手足を動かして遊ぶようになり、首も安定してきます。
赤ちゃんの成長を見守りながら積極的にコミュニケーションをとっていきましょう。
声を出して笑うようになり、「あー」「うー」などのクーイングが始まります。赤ちゃんが声を出して話しかけてきたときは、返事をして話しましょう。
返事をしてくれたことが嬉しいと感じ、積極的にコミュニケーションをとるようになります。
手足をばたつかせて身体を動かすようになっていきます。少しずつ首も安定して、抱っこをしながら遊びやすくなりますよ。
また、赤ちゃんが自分の手をじっと見て、手があるということを認識していきます。
赤ちゃんの目を見て話すとじっと見てくれるようになります。あやすときはたくさん話しかけてコミュニケーションをとっていきましょう。
4~7ヶ月の赤ちゃんの成長とは?
4~7ヶ月の赤ちゃんは、表情が少しずつ出てきて身体の動きも大きくなっていきます。笑ったり声を出したりと気持ちを表現する姿も見られます。
赤ちゃんをあやして遊ぶときは、いろいろな表情を引き出していきましょう。
ママやパパの話を一生懸命聞こうとして顔をじっと見るようになります。「ゴニョゴニョ」と言葉をまねようと口を動かす姿も見られます。
また、大人の動作や表情、声などで少しずつ意思疎通ができる赤ちゃんが増えてきます。
寝返りや座ったまま遊ぶことができるようになります。しかし、まだ一人でしっかり座ることが難しいので、周りに気を付けながら側で見守りましょう。
また、おもちゃを指で挟んだり、持ち替えたり、両手を合わせて遊べます。
少しずつできるようになってきたことを受け止めながら、一緒に遊んで発達を促していきましょう。
8~12ヶ月の赤ちゃんの成長とは?
8~12ヶ月の赤ちゃんは、言葉を話し始めハイハイやつかまり立ちをするようになっていきます。ゆっくりと成長していく赤ちゃんもいるので、焦らず見守っていきましょう。
喜怒哀楽の表情を見せるようになります。また、大人の表情を見て喜びや悲しみを理解できるようになっていきます。
「ブーブー」や「わんわん」などの言葉を使って話し始めます。このときに「車だね」「犬だね」とたくさんコミュニケーションをとっていきましょう。
ずりばい、ハイハイ、つかまり立ちができるようになっていきます。
指先も器用になり、小さいものをつかんで遊べますよ。また、なんでも口に入れて確かめる姿が見られます。
できることが増えてくると行動範囲も広くなっていきます。いろいろなものに興味を持って動くようになるので、赤ちゃんが積極的に身体を動かせるように見守っていきましょう。
赤ちゃんをあやす遊び方のまとめ

- 1~3ヶ月の赤ちゃんをあやすふれあい遊びは、「こちょこちょ」や「手遊び歌」をしながらスキンシップをとっていくこと
- 4~7ヶ月の赤ちゃんをあやすふれあい遊びは、「いないいないばあ」や「たかいたかい」をしながら、声掛けをして気持ちを受け止めていくこと
- 8~12ヶ月の赤ちゃんをあやすふれあい遊びは、「ハイハイ遊び」や「新聞ビリビリ」をして身体を動かす楽しさが感じられるようにする
- 1~3ヶ月の赤ちゃんには、「メリー」や「おきあがりこぼし」のおもちゃで五感を使った遊びをする
- 4~7ヶ月の赤ちゃんには、「積み木」や「音の鳴るぬいぐるみ」のおもちゃで身体を大きく動かしながら遊ぶこと
- 8~12ヶ月の赤ちゃんには、「ボール遊び」や「ルーピング」のおもちゃをいろいろな体勢で遊んで楽しむ
- 1~3ヶ月になると、手足を動かして遊ぶようになり、少しずつ首が安定してくる
- 4~7ヶ月になると、意思疎通ができるようになり、寝返りや座ったまま遊べるようになる
- 8~12ヶ月になると、言葉を話すようになりずりばいやハイハイ、つかまり立ちができるようになる
1~12ヶ月までの赤ちゃんをあやすふれあい遊びやおもちゃを紹介してきました。また、赤ちゃんの成長についても説明しました。
どんな遊びやおもちゃを使って赤ちゃんと遊んだらいいか、イメージできたのではないでしょうか?
赤ちゃんが楽しく遊び、いろいろなことを学んでいけるようにスキンシップをとっていきましょう。
そして、赤ちゃんにとってママやパパと過ごす日々は嬉しく楽しい時間になるので、一緒にたくさん遊んでみてください。
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