ゴキブリを家の中で見失ったとき、放置してもいなくなることはありません。
昼間は冷蔵庫の下や家電の中など、暗く温かいジメジメした場所に潜んでいるゴキブリ。
夜暗くなってから餌や交尾の相手を求めて活動中に、あなたと出会ったのです。
ゴキブリは生ゴミの匂いや水分、ダンボールが大好きなので放置されたらこれ幸いと楽園を築きますよ。
いなくなるかもと油断して対策せずに放置すると一気にゴキブリ屋敷になる危険性も。
この記事では今すぐできる対処法を紹介しているので、何から取りかかれば良いか明確になりますよ。
眠いし疲れてる、明日も早い…しかしゴキブリがいなくなる可能性はほぼないでしょう。
きっとよく眠れませんので、今すぐ退治して掃除もしちゃいましょう。
「近づくのも、触るのも、見るのも嫌だから退治なんて無理!!」というあなたにおすすめなのがゴキすぅ~ぽんです。
掃除機のノズルにつけて吸い込むだけで離れた場所からでも捕まえられます。
付属のボールでフタをし、捨てるときもゴミ箱の縁で軽く叩けばOKな便利アイテムです。
目次
ゴキブリを放置したらいなくなるどころか増えます!
ゴキブリを放置してもいなくなることはありませんし、むしろ増えると思って良いでしょう。
ゴキブリは一度交尾すると約40匹分の卵を生みます。
放置された卵に気づかず過ごすこと、また一斉に孵化するのを想像してみてください。
諦めて寝るのは最悪の選択だとわかりますよね。
現実から目を背けず、ゴキブリの習性を知って対処しておけば、未来の自宅は平和でしょう。
ゴキブリはあなたの部屋で何をするのか
ゴキブリがあなたの家に入ったのは、餌と繁殖が目的です。
ゴキブリは温かくジメジメしていて暗い場所、外より室内を好みます。空腹を満たしながら交尾の相手を探すために侵入しました。
いなくなるどころか、あなたの部屋を満喫するなんて許しがたいですよね。
人間が出す生ゴミはゴキブリの大好物ばかりと言われています。
栄養価が高いものが多いですが、紙も餌に入ります。ゴキブリの種類によっては植物を好んで食べることも。
視力が良くないので匂いが強いものに惹かれる習性があり、生ゴミに集まります。
匂いがしなければ寄ってきにくいので、生ゴミはその日のうちに袋に入れ密封し、フタ付きのゴミ箱に入れるのがおすすめです。
湿度を求めて、水分の多い排水溝やお風呂にも現れることもあります。水を飲めば3日は生きられるのだとか。
入浴中に遭遇したら気分最悪ですよね…。
またダンボールはゴキブリにとってはオアシスです。
穴がたくさんあり、餌にもなって、暗くて暖かい上に最適な湿度を保ちやすいので産卵場所として重宝されます。
人間の生活環境は、ゴキブリにとっては宝の山というのが現実です。放置したらそのうちいなくなるかもという考えは捨てましょう。
専用アイテムで退治するか密室に閉じ込めよう
ゴキブリ対策用品の備えがあれば退治しますが、スリッパや新聞紙で叩き潰すのは絶対にやめましょう。
ゴキブリが潰れたときに病原菌が撒き散ります。腹痛や嘔吐を伴う食中毒につながる場合もあり大変危険です。
ゴキブリ対策用品には、殺虫スプレーや、置き型トラップ、くん煙剤などがあります。退治の際、主に使うのは殺虫スプレーです。
殺虫スプレーがなければ、高濃度のアルコールスプレーや食器用の中性洗剤もゴキブリに効果があります。
ゴキブリに向かってスプレーした後に見失わないよう注意してください。
また見失ってから家具の裏や隙間にスプレーすると、殺虫剤を嫌がって再び現れますよ。
生命力が落ちたゴキブリは家具の裏や下など隙間に入り込み、最後の力を振り絞って産卵するかもしれません。
また新たなゴキブリの餌にもなり、放置するのは不衛生です。
見失ったら家具を動かしてゴキブリや卵がいないかチェックした方が良いですよ。
くん煙剤を使ったときも同様に確認しましょう。
気持ち悪いし怖くてゴキブリと闘えません…。
そんなときは部屋の中に隙間がないよう、密閉して中に閉じ込めましょう。
他の部屋に移動されると見失ったときに捜索範囲が広がり、対処の手間も増え大変です。
まずは換気口や家具の扉なども閉めて部屋から出て、ゴキブリを一旦閉じ込めたら深呼吸し落ち着いて対応しましょう。
ドアの下の隙間はタオルを詰めたり、テープでふさいだりすれば密室になりますよ。
今すぐやろう!お掃除チェックリスト
ゴキブリを退治、または閉じ込めたらすぐに部屋の掃除をしましょう。
ゴキブリを1匹見かけたら100匹いる、という言葉は大げさではありません。
「まだいるかも…」とただ探すなら、掃除をしながらの方が効率的です。
ゴミは即処分と密封がゴキブリ対策の基本と覚えておいてください。
特にダンボールは可能であればすぐに捨てましょう。
ゴミ出しできない時間であれば、畳んで縦にしておきます。
平らに重ねて放置すると入り込みやすい隙間が増えてゴキブリには好都合なのでやめましょう。
大きめのビニール袋などでダンボールを密封すると安心ですよ。
ゴキブリ放置で寝る前に!まだできることがあります!
部屋の掃除をしたら、他にも潜んでいないか確認するトラップを仕掛けましょう。
退治していない場合にゴキブリを閉じ込めたまま寝ると、放置してるも同然。ここまでの苦労が水の泡です。
隠れているゴキブリを探し出すより、誘き出した方がずっと楽に退治できますよ。
疲れていて寝たい気持ちでいっぱいでしょうが、あともう少しだけ頑張ってください!!
トラップを置いて朝まで放置
市販の置き型トラップはゴキブリの好む匂いで誘き寄せ、身動きをとれなくして捕獲するアイテムです。
放置するならトラップが吉。設置後しばらく待つ必要があるので寝る前に置くのが良いでしょう。
市販の置き型トラップだと、ゴキブリホイホイが有名でしょうか。
部屋で遭遇したときは餌を巣に持ち帰らせるタイプより、捕獲して処分するのが確実です。
突然のことで置き型トラップを用意していなかった…。
置き型トラップは家にあるもので手作りできるので、2種類紹介していきますね。
バタートラップでゴキブリ捕獲作戦!
匂いに誘われゴキブリがコップに入ると、内側が滑って登れず出られなくなるトラップです。
餌、コップ、薄い紙または新聞紙、バター(マーガリンだとなお良し)、砂糖水を用意してください。
餌は米ぬかが1番効果的ですが、なければたまねぎなど匂いの強いものを入れましょう。
濡れた紙を外側に巻くと甘い匂いでゴキブリを誘引し、コップに登りやすくなります。
このトラップの難点は生け捕りであること。翌朝見る光景は気分が悪くなるかもしれませんので心の準備が必要と覚えておいてください。
本当に捕まえられるのか疑いたくなりますが、専門家の研究では200匹を捕獲した結果を出しているトラップです。
引用:CiNii(国立情報学研究所)
重曹と砂糖で毒餌ができる
砂糖の匂いの毒餌を食べたゴキブリが、体内で発生したガスで自滅するトラップです。
重曹はゴキブリの体内でガスを発生させ、食べ物を食べられなくなる又は内臓が破裂するなどの原因になると言われています。
作り方は重曹と砂糖を同じ量で混ぜ合わせるだけなので簡単です。
お弁当用の紙カップを使えば罠を量産できますし、水を混ぜるとより効果的ですよ。
食べてから効果が出るまでに少し時間がかかりますので、こちらも産卵や隙間に隠れる可能性を考えておきましょう。
必要な購入品をリストアップしておこう
罠を設置したら待つだけですが、寝る前に翌日に買いに行く対策グッズをリストアップしておきましょう。
翌日買い忘れると対処が遅れてうやむやになってしまうかもしれません。
翌日配送の地域内なら、今すぐネット購入で買い忘れを防げばより安心ですね。
侵入阻止するアイテムと殺虫・撃退用商品、どちらも揃えておけば備えは十分でしょう。
侵入阻止 | 殺虫・撃退 | |
---|---|---|
スプレー | ゴキブリがいなくなるスプレー | ゴキジェットプロ ゴキブリ超凍止ジェット |
くん煙剤 | アースレッド ゴキブリムエンダー | バルサン |
毒餌タイプ | ブラックキャップ | ホウ酸団子 |
隙間埋め・閉じ込めグッズ | すきまパテ 換気扇フィルター ドレンホースカバー | ゴキすぅ~ぽん |
置き型トラップ | ハーブ系ゴキブリよけ | ゴキブリホイホイ(アース製薬) |
上記の商品は一例ですので、お求め安いものを用途に合わせて選んでみてくださいね。
ゴキブリを放置したあとの対処法と今後の予防策
罠を設置した部屋の他に休まる場所がなければ、一度家から避難するのもアリです。
少しでも体を休めて、翌日の仕事と残りの対処に備えてください。
私なら「寝ずによく頑張った」と自画自賛し、近場のビジネスホテルかネットカフェに避難してくつろいじゃうかもしれません(笑)
ゆっくり休んだ後に翌日から取り組むべき対処法を紹介していきます。
翌日絶対やりたいこと
まずは放置しておいた罠をチェックし、家具と壁の間や隙間に卵がないか確認してゴミ出しと掃除をします。
ゴキブリが捕獲されていれば罠ごと袋に入れて処分するのがおすすめですが、自治体のルールを守ってゴミに出してくださいね。
卵は黒く小さいカプセルのような殻に入っているのですぐわかると思います。見落とさないように注意深く確認しましょう。
まとめたゴミは最短で処分してください。曜日などの理由ですぐに処分できないのであれば、そのまま放置せずしっかりと密封してあるか確認しましょう。
夜で掃除機がかけられなかったなら再び掃除をした方が良いです。
暗くて気づかなかった汚れも見つかってより綺麗な部屋になりますよ。
二度と家に入らせないための予防策
ゴキブリを出ない部屋にするには日頃の予防が1番の対処法でしょう。
疲れて帰宅した夜、ゴキブリの侵入により恐怖で心乱され、奮闘し対応に追われるなんてもう二度と嫌ですよね。
こまめに掃除や侵入対策をしておくことで、大変な思いをせずにすみますよ。
置き型トラップで人気のブラックキャップは殺虫効果が1年間です。
1年後はただの餌となり逆効果なので、放置せず必ず交換しましょう。
ハッカや柑橘の香りでゴキブリを寄せ付けない!
ゴキブリ対策にハッカや柑橘の香りを取り入れるのもおすすめの対処法です。
殺虫スプレーやくん煙剤には忌避成分(ゴキブリや虫が嫌いな香りなどの成分)が含まれています。
ゴキブリは視力が悪く匂いで行動するため、苦手な香りを避けることが多いです。
保冷剤の中身とアロマオイルを混ぜて器に入れ、窓や玄関近くに置くだけでも忌避効果がありますよ。
特におすすめしたいのは、防虫成分の他にメントールによる清涼効果やリラックス効果もあるハッカオイル。
常備しておけば夏の暑い日にスーッと気持ち良いハッカ湯を楽しめます。
オイルを2~3滴垂らしたハッカ湯を楽しみながら、香りでお風呂の防虫ができて一石二鳥ですよ。
柑橘(レモンやオレンジ)の香りに含まれるリモネンもゴキブリが嫌う成分です。
先に紹介したハッカはペットには不向きなので、ワンちゃんネコちゃんがいるなら柑橘の香りを使うと良いでしょう。
同じくクローブというスパイス系の香りもゴキブリは苦手です。こちらは好みが分かれますので購入前にお店で試してみてくださいね。
アロマオイルは忌避剤として使えますが、香りだけでゴキブリの侵入を完璧に防ぐことは難しいです。
嫌な香りがしていても他の好条件が重なれば平気で入ってきます。
清潔な部屋であることが必須ですので、香りはダメ押しの効果と考えてくださいね。
ゴキブリが放置でいなくなる可能性はゼロ!のまとめ
- ゴキブリは餌と繁殖を目的として侵入しているため、放置してもいなくなることはなくむしろ増える
- ゴキブリをスリッパや新聞紙で叩き潰すのは絶対にNGなので市販の殺虫剤で退治するか閉じ込めて部屋の掃除をした方が良い
- ゴミは密封するのが、ゴキブリ対策の基本
- 部屋の掃除後に市販の置き型トラップか、手作りのバタートラップや毒エサを放置して他に潜んでいないか確認する
- 罠を設置したら、翌日に買いに行く対策グッズをリストアップして寝るか、避難として自分が家からいなくなるのもアリ
- 翌日は罠をチェックし、家具と壁の間や隙間に卵がないか確認してゴミ出しと掃除をする
- ゴキブリ対策には日頃から部屋を清潔にして予防が1番効果的な対処法で、ダメ押しでハッカや柑橘の香りを取り入れるのもおすすめ
もう放置しようか…と思う程に掃除が面倒くさいという気持ちはよくわかります。
清潔な部屋を保てばゴキブリがいなくなるだけでなく、あなたの生活も豊かになりますので頑張ってみてください。
数年後に「ここ何年かは家でゴキブリ見てないな~」なんて言えたら、周りの人からはキレイ好きな人と思ってもらえて、あなたの高感度アップ間違いなしですよ♪
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