家族が亡くなって初めてのお盆。白提灯は必要かな?
白提灯は初盆に必要かというと、そうではありません。
お盆の行事は古くからの風習も根強く残っていますが、「必ずこうしないといけない」というルールはありません。
令和の時代からは住宅事情や、家族の考え方の変化によってお盆の迎え方も変わってきているんですよ。
本記事では白提灯は本当に必要か、古くからの風習と住宅事情に合わせたのお盆の迎え方を解説します。
家族や亡くなった故人にとっても1回きりの初盆。どんな形であっても大切なのは、故人を敬い歓迎する気持ちです。
あなたと家族にとって最善の初盆を迎えられるといいですね。
白提灯を買うならお盆以外でも使えるものにするのもいいですよ。
従来の白提灯と違い、使いきりではないもの嬉しいですね。
目次
初盆に白提灯は必要か?本当に大切なのは「想う心」
本当に必要なものは、亡くなって初めて帰ってくる故人の魂を感謝を込めて迎える気持ちです。
お盆に関する古くからの風習やしきたりはありますが、風習にそうかどうかはあなたが判断して良いのです。
初盆に準備するとされている白提灯も、必ず準備しなくてはいけないものではありません。
高度経済成長期以降、核家族化が進み住宅事情も変わってきています。
そんな中、しきたり通りにお盆を迎えるのも難しくなってきていますよね。
まずは初盆に関する風習や、白提灯が必要と言われている理由を解説しますね。
風習を知ったうえで、ご家族でどのように初盆を迎えられるか、何が必要か相談されるといいですよ。
初盆に白提灯が必要といわれる由来
初盆に飾る白提灯には初めて里帰りする故人の霊が、道に迷わない為の目印としての意味があります。
そのため、白提灯は玄関先に吊る下げて飾るものが主流です。
また、清浄無垢の白で故人の冥福を祈り、感謝の気持ちでお迎えする意味も込められていますよ。
初盆用の白提灯は、故人1人につき1つ飾るのが原則です。使い回しはせず、飾り終わったら処分します。
その事からも、白提灯は必要かと悩まれる家庭が多いのではないでしょうか。
また、マンション住まいなどの場合は軒先に白提灯を吊るすのも難しいですよね。
住宅事情に合わせた置き型の白提灯や、盆提灯やインテリアにも使えるデザイン性の高い白提灯も販売されていますよ。
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初盆の提灯は浄土真宗から?古くからの考えや風習
初盆とは、故人が亡くなって、四十九日以降に迎える初めてのお盆の事をいいます。
浄土真宗の考えからきており、時期は通常のお盆と同じ頃、8月13日~16日の4日間が一般的でしょう。
四十九日法要から続く供養行事の性質が強く、通常のお盆よりも手厚く供養を行います。
白提灯などの初盆飾りと会食を準備し、僧侶を招いて法要を執り行うのが一般的。
家族や親戚が集まる法事として、相応な準備が必要な風習です。
地方によっては初盆(はつぼん・ういぼん)を新盆(あらぼん・にいぼん・しんぼん)と呼ぶ地域もあるようです。どちらも呼び方の違いだけで意味は同じことです。
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初盆に白提灯は飾らない?変化するお盆の迎え方
お盆の時期にも白提灯や、盆提灯を飾らないご家庭が増えてきています。
令和の時代からはお盆の迎え方も、住宅事情や核家族化により変わってきています。
白提灯を飾らない選択も間違ってはいませんよ。
しかし故人を初めて迎えるにあたって、最低限の事は準備しておきたい気持ちもありますよね。
初盆の古くからの風習を、住宅事情や家族の形に合わせて行う方法を調べてみました。
初盆に白提灯を飾らないのはあり?
初盆に白提灯を飾らないというところも増えてきています。
核家族化が進み、マンション住まいも多く、白提灯を軒先に飾れない家もありますよね。
白提灯は初盆の時期1回しか使わず、処分にも手間がかかるため飾らないと考える方も増えてきています。
しかし、白提灯には故人が初めて帰ってくる時に迷わないための目印にもなる大切なもの。
最近では、住宅事情に合った白提灯もたくさん販売されています。盆提灯やインテリアしても使えるモダンでコンパクトな提灯もありますよ。
お仏壇の横に置いて、灯りをつけるだけでも大丈夫ですよ。
昔ながらの白提灯にこだわる必要はありませんが、初めて故人を迎える時は提灯に灯りをともして迎えたいですね。
初盆は家族だけで行ってもいいの?
初盆を家族だけで過ごされても、問題はありませんよ。
近年は親戚や知人を招かず、家族だけで初盆を迎えるケースも多く、簡素化傾向にあります。
家族だけで行えば、経済的な負担も軽減することができますね。
しかし、親戚や知人の中には初盆に参加したいと思っている方もいらっしゃるかもしれません。
家族だけで行いたい場合は、事前にその旨を連絡しておくようにすればトラブルも防げますよ。
初盆の法要は必ず行わなくてはだめ?
初盆の迎え方にルールはないので、家族でしっかり話し合って決めるといいですよ。
初盆にはお坊さんを呼んで、法要を行うのが一般的ですが、費用的にも時間的にも負担がかかりますよね。
どの風習にも言えますが、厳密なルールではありません。
お坊さんを呼ばずにお墓参りに行くだけでも、十分供養の気持ちは伝わりますよ。
新盆の迎え方は、宗派によっても違いがあります。生前の故人が風習を大切にしていた方であれば、そのお気持ちを大切にした迎え方をしてあげられるといいですね。
新盆をどのように迎えるか、事前にしっかり家族や親戚などと話し合っておくのが大切ですね。
新盆の提灯が誰が買うの?値段はどのくらい
新盆の提灯が誰が買うのか、値段がいくらくらいなのかを解説します。
間違った風習をして家族との関係が悪くならないようにしたいですね。
新盆の提灯は誰が買うのか?
新盆の提灯は兄弟や親戚が購入して新盆の家庭に贈る場合が一般的です。
しかし、近年は提灯の代わりに兄弟や親戚から「提灯代」として現金を贈るケースも増えています。
現金を贈る場合は、3,000円~1万円程度が目安とされています。
しかし、故人との親密度によっても異なるため、生前に親しくお付き合いしていた場合には、3万円以内を目安に贈る場合もあります。
最終的にいくらにするかは兄弟や親族間で相談するといいですよ。
新盆の提灯はどこで買うのがいい?
提灯は、仏壇仏具専門店をはじめ、ホームセンター、通販などでも購入が可能ですよ。
実際に見て、インテリアに合うか大きさはちょうどいいかを確かめたい場合は実店舗での購入がおすすめです。
盆提灯はかさばり、意外と重いので楽天市場の「お仏壇のはせがわ」だと安心して家まで配送してくれますよ。
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初盆の白提灯は置き型もあり!おすすめ商品3選
初盆の白提灯は置き型やコンパクトなデザイン性の高いものまで様々な種類がありますよ。
初盆には白提灯を軒先に吊るして飾るものでしたが、住宅事情に合わせたものが、多く販売されるようになってきているんですよ。
定番のものからデザイン性の高いまで、おすすめの白提灯をご紹介します。
風習を大切に迎えたい、吊り下げ型白提灯
やっぱり風習やしきたりに沿った初盆の迎え方をしたいな。
風習やしきたりを大切に、定番のものを選びたい時は吊り下げ型白提灯がおすすめです。
日本の伝統工芸岐阜提灯は、ひとつひとつ手作りされていて味わい深い雰囲気。
柄と大きさが4種類から選べるので住宅事情にも合わせやすいですね。
軒先に吊るすのが心配であれば、ベランダやカーテンレールに吊しても問題ありませんよ。
マンション住まいにも安心、置き型白提灯
うちはマンションだし、白提灯を吊るす場所がないなぁ…。
マンション住まいなどで軒下に吊るせない場合は、置き型白提灯がおすすめです。
白珠はマンション住まいなど住宅事情に合わせて使える、置き型タイプの白提灯です。
置き型白提灯を飾る場所は、仏壇のある部屋の窓際や、仏壇の前でも問題ありませんよ。
お部屋の中に飾るのに、ちょうどいいコンパクトなサイズで、小さいお仏壇の横にも置けますよ。
インテリアにも馴染む、デザイン提灯
部屋の雰囲気にも馴染む提灯はないかな?
インテリアにもこだわりたいあなたには、デザイン提灯がおすすめです。
ライフスタイルの変化から、洋室にお仏壇を置いているご家庭も多くなってきています。
白提灯もそんなライフスタイルに合わせ、どんなお部屋にも馴染むデザインのものが増えてきているんですよ。
BONTOULanternは、家族とのかけがえのない時間を灯すものだからこそ、長く使ってもらえるものを、という考えから誕生しました。
樹脂コーティングされた和紙を使用しているので、汚れにくくお手入れも簡単です。
また、この和紙は差し替えできるので、お部屋の雰囲気に合わせて飾れますよ。
初盆に白提灯は必要か?家族に合った迎え方のまとめ
- 初盆に白提灯が必要かは、家族の考えや住宅事情によっても違う
- 初盆を迎える時に本当に必要なのは感謝を込めて故人の魂を迎える気持ち
- 白提灯には初めて里帰りする故人の霊が、道に迷わない為の目印としての意味がある
- 令和の時代からは、初盆の迎え方も住宅事情や核家族化によって変化している
- 初盆の迎え方は家族でしっかり話し合っておく事が大切
- 白提灯にも定番のものから住宅事情にあわせたコンパクトでデザイン性の高いものもある
初盆の白提灯の由来を知ったうえで、必要かどうかを考えられる参考にしていただければ幸いです。
風習は時代の流れによって変化してきていますが、家族を亡くし始めて迎えるお盆に、故人の魂を感謝を込めて迎える気持ちは大切にしたいですね。
ご家族でよく相談して何が必要か、どのようなお盆の迎え方をするか決められてくださいね。
こちらの白提灯はお盆以外ではルームランプとしても使えますよ。
優しい灯りが間接照明にも最適です。
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