猫はゴキブリを捕まえることがありますが、いなくなる可能性は低いです。
猫を飼っている家では、ゴキブリがいなくなると聞いたことがありませんか?
猫は素早く動き回る物を追いかける習性があるため、ゴキブリを捕まえることがあります。
私は猫を飼った経験はないですが、昆虫やスズメなどの鳥を捕まえる動画を見たことがあります。猫はゴキブリ退治の名人かもしれませんね!
これから猫を飼っているとゴキブリはいなくなるのかを解説していきます。
この記事を読めば、ゴキブリを食べてしまった場合の対処法や、安全に使用できる殺虫剤が分かるので、安心して生活できますよ。ぜひ最後まで読んでくださいね。
猫のうんちやおしっこもゴキブリの餌になります。おしっこで汚れた猫砂を長時間放置したり、猫がトイレの外を汚してしまったりすることはよくあります。
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ペットを飼っている家庭でのゴキブリ対策はこちらの記事も参考にしてくださいね。
目次
猫がいるとゴキブリがいなくなる噂はホント?
ゴキブリを捕まえる猫はいます。猫を飼うとゴキブリがいなくなると聞いたことがありませんか?
ここでは本当にゴキブリがいなくなるのか?猫がゴキブリを捕まえる理由についても解説しています。
猫がいてもゴキブリはいなくならない?
猫を家の中で飼っていてもゴキブリはいなくなりません。
猫がゴキブリを捕まえることはありますが、それだけでゴキブリをすべて退治できません。
なぜなら、ゴキブリは猫の飼育環境が好きだからです。実は猫のトイレや食事もゴキブリの餌になりますよ。
猫は決まった場所にトイレをしますが、その度に片付けるのは難しいですよね。
さらに、猫は1回の食事量が少ない分回数が多いので、いつでも食べられるように置き餌をする家庭も多いです。
猫のトイレと餌が家の中にある環境はゴキブリにとって最高なのです。
もし猫を飼っていてゴキブリを見ないとしたら、天敵を察知して隠れているだけでしょう。
猫がゴキブリを捕まえる理由
猫は狩猟目的か、遊びのつもりでゴキブリを捕まえます。
猫が家の中で飼われるようになってからも、狩猟本能が残っているからです。
素早く動くものを見つけると、餌と認識して追いかけてしまいます。
しかし、しっかりと餌を食べている飼い猫はわざわざゴキブリを食べる必要はありません。
そのため、捕まえて食べずにおもちゃとして遊んだり、得意げに飼い主へプレゼントします。
どんな猫がゴキブリを捕まえるの?
好奇心旺盛な性格の猫はゴキブリを捕まえます。ゴキブリは素早く動き回るので、猫には獲物やオモチャに見えるからです。
ではどんな性格の猫がゴキブリを捕まえやすいのかをまとめてみました。
- 素早く動くおもちゃが好きな猫
- 飛んでいる鳥に興味を示している猫
- 元野良猫など外で生活経験がある猫
- 初めて見るものでも怖がらない猫
- 0~2歳で短毛のオス猫
好奇心旺盛な猫の品種についても紹介します。あなたの飼っている猫は当てはまるでしょうか?
ロシアンブルー
ロシアンブルーは穏やかな性格で知的ですが、狩猟本能が強く残っている品種です。
ゴキブリのように素早く動くおもちゃが大好きなので、ゴキブリを捕まえるのに向いています。
アビシニアン
アビシニアンは非常に運動能力が高く、好奇心が旺盛です。
遊ぶのが大好きな性格です。家中を走り回り、獲物を見つけると逃がしません。
怖がることを知らず、ゴキブリハンターに向いていますね。
アメリカンショートヘアー
アメリカンショートヘアーはネズミ駆除のためにアメリカに来たと言われている品種です。
好奇心旺盛でヤンチャな性格。初めて見た物にも動じません。
猫を飼っていればゴキブリがいなくなるのではなく、隠れているだけの可能性が高いです。
むしろ猫の飼育環境がゴキブリにとっては餌の宝庫だと分かりましたね。
もしあなたがゴキブリ駆除を考えているのなら、ペットに頼るのはやめて他の駆除方法を考えましょう。
猫はゴキブリを食べるの?体への影響は?
猫がゴキブリを食べてもほとんどの場合、身体への影響はありません。
しかし、ゴキブリは不衛生なイメージがあるので心配ですよね。
ここでは猫がゴキブリを食べると心配な病気と対応方法を紹介しています。
できれば見たくない光景ですが、あなたの大事な猫ちゃんがゴキブリを食べてしまった時の参考にしてくださいね。
猫はゴキブリを食べることがある
猫は捕まえたゴキブリを食べることがあります。ゴキブリを含む昆虫はタンパク源の補給になるからです。
食べなくても、オモチャとして咥えたりバラバラにして遊んだりもします。
想像したくはないですが、飼い主にプレゼントのようにゴキブリを持ってくる猫もいるのです。
猫がゴキブリを食べるとかかる病気
猫がゴキブリを食べると、まれに回虫や条虫に感染することがあります。
回虫や条虫は「サナダムシ」とも呼ばれており、一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
多くの場合、回虫や条虫のほとんどはノミから猫に感染します。しかし、不衛生なゴキブリから感染する可能性もあるのです。
猫が回虫や条虫に感染した時の症状は次の通りです。
- 食欲不振、体重減少、下痢、嘔吐などの消化器症状
- お腹が膨れてくる
- 毛の艶が悪くなる
- 咳が出る
これらの症状を見つけた場合は猫のウンチを持って動物病院に行くことをおすすめします。
回虫や条虫の感染には、飲み薬と皮膚に滴下するタイプの治療方法があり、駆除可能な病気です。
猫がゴキブリを食べる姿は想像したくありませんよね。
もしもゴキブリを食べてしまっても多くの場合問題ないですが、心配であればかかりつけの動物病院に相談しましょう。
猫のためにゴキブリ対策をしよう!安全な殺虫剤も紹介
猫がゴキブリを食べたり遊んだりしないように対策が必要です。
猫は好奇心旺盛なのでゴキブリを見ると捕まえてしまうかもしれませんよね。
ゴキブリだけを捕まえないように猫をしつけることは難しいです。
そのためにはゴキブリの侵入を防ぐ対策が必要です。簡単にできる対策を紹介しているので参考にしてくださいね。
家の中を清潔に保つ
猫を飼育していると餌やトイレで汚れてしまいます。ゴキブリの餌にならないような環境作りと、侵入経路を防ぐ対策をしましょう。
置き餌をひかえる
猫のために置き餌をしているとゴキブリが増えてしまいます。
猫や飼い主が見ていない間に、ゴキブリが食べている場合があるからです。
猫が食事を要求したらその都度、餌を出すようにしましょう。
トイレは早めに掃除をする
猫のおしっこやウンチもゴキブリは好みます。猫は決まった場所でトイレをしてくれますが、臭いがきついですよね。
猫がおしっこやウンチをしたら、長時間放置せずになるべく早くトイレの掃除をしましょう。
ゴキブリの侵入経路を作らない
ゴキブリはたった3mmの隙間があれば通り抜けできます。水辺でも泳ぐこともできるのでかなり厳重な対策が必要です。
主な侵入経路と対策方法を紹介しますので実践してくださいね。
猫と安心して生活できるように、紹介したゴキブリ対策をしてみてくださいね。
対策を行ってもゴキブリが発生した場合、猫がいてもゴキブリ用殺虫剤を使って大丈夫なの?と心配になりますよね。
次に、猫がいても安心して使える殺虫剤を紹介します。
猫がいても安心して使える殺虫剤
猫がいても安心して使用できる殺虫剤はあります。ゴキブリ用の殺虫剤にはいろいろな種類が売っていますよね。
安心して使用できる殺虫剤を紹介するので参考にしてくださいね。
凍らせるタイプの殺虫剤
凍らせるタイプのスプレーには殺虫成分は入っていないので猫が近くにいても安心して使えます。しかし、ゴキブリに命中させるのが難しいです。
ピレスロイド系の殺虫剤
ピレスロイド系の成分が入った殺虫剤は猫に低毒性です。
猫に直接噴射しないように注意し、使用後はしっかりと換気をしましょう。
フィプロニル系、ヒドラメチルノン系の置き型駆除剤
置き型タイプの殺虫剤は猫に低毒性で、どこにでも設置可能なのが便利です。
本体を食べることもあるため、猫が届かない場所に設置しましょう。
猫がゴキブリ駆除剤を食べても大丈夫?
猫が食べると危険な駆除剤があります。成分別に解説しますので使用には十分注意してください。
フィプロニル系、ヒドラメチルノン系の駆除剤
置き型のゴキブリ駆除剤に含まれる成分です。
1個~2個を食べた場合は中毒症状を起こす可能性は低いですが、できれば吐き出させましょう。
体調が悪くなれば殺虫剤を持って、動物病院を受診してください。
プラスティック容器を食べてしまった場合は食道を傷つける心配があるので迷わず動物病院に相談しましょう。
ホウ酸団子
ホウ酸団子は猫にとって危険なゴキブリ駆除剤です。
ホウ酸団子は自宅でも手作りでき、見た目や匂いがオヤツに似ています。
猫が間違ってホウ酸団子を食べた場合はすぐに吐き出させるか、動物病院へ連れて行きましょう。
中毒症状は以下の通りです。猫がいる家庭ではホウ酸団子は控え、別の駆除剤の使用が安心ですね。
- 嘔吐や下痢、うんちに血が混じるなどの消化器症状が現れる
- よだれが多く出て止まらない
- ぐったりとして動くのがしんどそう
- ガクガクと全身が震えて見えるようにけいれんする
ゴキブリが侵入しないような環境作りを紹介しました。
猫がゴキブリを食べないためにはゴキブリ駆除剤の使用がかかせません。
猫がいても安全に使える駆除剤を選択してくださいね。
猫でゴキブリがいなくなるって本当?のまとめ
- 猫はゴキブリを捕まえるのが上手だが、いなくなる可能性は低い
- 猫は狩猟目的か遊びのつもりでゴキブリを捕まえる
- 猫の飼育環境はゴキブリにとって餌があり好都合
- 猫がゴキブリを食べても害は少ないが、まれに寄生虫に感染する可能性がある
- ゴキブリ対策には侵入経路を防ぎ、置き餌をせずトイレをすぐに片付けるのが良い
- ピレスロイド系、フィプロニル系、ヒドラメチルノン系の殺虫剤は猫に害が少ないため使用できる
- ホウ酸団子は猫にとって有害であり使用は控えた方がいい
猫を家の中で飼育しているとゴキブリがいなくなるという噂はあります。
猫が家の中で飼育されるようになってからも狩猟本能は残っているからです。
猫がゴキブリを食べたり遊んだりしている姿は想像したくもないですよね。
猫に頼らず、しっかりと対策をしてゴキブリがいなくなることを願っています。
猫はトイレを決まった場所で行うことが多いですが、外におしっこがはみ出したり砂が散らかったりしますよね。
こちらの商品は深めのトイレなので散らからず掃除も楽にできると高評価です。
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