ライスペーパーを焼くとフライパンにくっついて破れるんだけど難しいのかな?
戻すときやタネの水分量は少な目を心掛けると破れることなく調理できますよ。
手間をかけて作った料理が、最後の焼く段階で破れたり溶けたりするのはすごく悲しいですよね。
この記事ではライスペーパーを焼くコツ、溶ける時の解決策、おすすめ簡単レシピを紹介します。
「1番好きな手料理は春巻き」と語る夫を持つ私が、実際にライスペーパーを使った結果から得たコツを紹介いたします!
ライスペーパーを焼くと破れる、溶けるという悩みをお持ちのそこのあなた!!
味はもちもちで変わらないのに、厚みがあって破れにくいのと話題のライスペーパーを試してみてくださいね。
目次
ライスペーパーを焼くコツのポイントは5つ!
ライスペーパーを焼くコツのポイントは5つあります。
以下のポイントに気をつけて調理してみましょう!
ライスペーパーがうまく焼けないとき、破れる理由で1番多いのは主に水分の管理です。
ライスペーパーを戻すときに水を含ませすぎたり、中に包む具材の水分でふやけたりして破れます。
ライスペーパーがフライパンにくっつく原因にもなっています。
水分を含めて細かいポイントを押さえて調理すれば、失敗せずおいしく出来上がりますよ。
5つのコツを1つずつ解説していきますので、調理時にお役立てくださいね。
ライスペーパーを戻すときは水につけ過ぎない!
ライスペーパーは包む前に1枚ずつぬるま湯につけて、柔らかさを確認しながら戻しましょう。
ライスペーパーを戻すときの水分が多いとフライパンにくっついて、焼く前に破れるので1枚ずつ丁寧に行うと良いですよ。
ぬるま湯に潜らせてから包む前にキッチンペーパーなどで軽く水分を取ると具材が包みやすくなります。
霧吹きを使って両面に2回ずつ水を吹き付けて戻す方法もおすすめです。
私がやってみた結果は霧吹きだとライスペーパーが固いまま戻りきらず、具材を包む際にパキっと破れてしまいました。
霧吹きで戻した後はラップではさんで時間を置き、少し水分を馴染ませてから具材を巻くとうまくいきましたよ。
ライスペーパーで包む具材に含まれる水気を切る!
ライスペーパーで包む具はしっかりと水気を切ってから包むのがコツですよ。
中の具材の水分が多いと、焼く際に加熱された水分がライスペーパーを破って流れ出てしまいます。
ツナやアンチョビなどのオイルも同様なので、キッチンペーパーなどでよく切ってから包みましょう。
またトマトやきのこ、キャベツなどの加熱により水分が出る食材を使うなら、具材だけ先に加熱してから包むのがおすすめです。
具材を先に加熱しておけば、ライスペーパーに包んで焼くときに外側の焼き加減のみ気にすれば良いので気軽に調理できますね♪
包む具材はライスペーパー全体の2割が目安
包む具材の量は皮の大きさの2割くらいのスペースに棒状に置くとちょうど良いですよ。
具材が多すぎるとライスペーパーが包みきれず、できた隙間から具が溢れたり破れたりしてしまいます。
たっぷり余白をとったライスペーパーを具材に軽く密着させながら包めば、巻き終わりもぴったりくっついて形良くきれいに仕上がりますよ。
きれいに包めたら不思議と愛着がわきますよね♪
具材は出来上がりの大きさと形をイメージしながら載せるとやりやすいでしょう。
焼いている間はなるべく触らない!
ライスペーパーを焼いている間はなるべく菜箸などで触らないのがコツです。
触った部分がくっついて、引っ張られるので破れる原因になってしまいますよ。
火が通っているか、表面がパリッと焼けているか心配でつい触りたくなりますよね。
ひっくり返す前に軽くフライパンを傾けて、重みでするんと滑るようならよく焼けている証拠なのでひっくり返してOK!
フライパンは焦げ付きにくいものを使用すると破れる失敗も少なくなりますよ♪
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少し多めの油で揚げ焼き風に加熱する!
フライパンなどで焼くときは、少し多めに油を引いて揚げ焼き風にすると上手に焼けますよ。
ライスペーパーの原料はお米なので、水分を含むとのりのようにくっつきやすい食材です。
フライパンにくっついたライスペーパーが破れて中の具材が溢れ、綺麗な形にならない失敗もあるでしょう。
油を多めに引くのが、フライパンにくっつかず上手に焼くコツです。
多めの油って具体的にはどれくらい引いたらいいの…?
揚げる食材をフライパンに並べたときに、触れる面全体に油がつくくらいの量がおすすめですよ。
実際に試したところ、加熱中にプツプツ油が跳ねるくらいでうまく焼けました!
ただし火傷には十分ご注意くださいね。
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ライスペーパーは焼くと溶けるのはなぜ?
ライスペーパーって焼くとどうなるの?溶けるの?
ライスペーパーは吸水性が高く、水分を含みすぎると焼くときにドロドロに溶ける場合があります。
なぜなら主原料はお米なので水を含むと柔らかくなる性質があるためです。
お米は水を多めにして炊くとおかゆになり、また炊飯釜に残ったご飯粒を洗う前に水につけて柔らかくしますよね。
同じようにライスペーパーも水を含むと柔らかくなっていきますよ。
ライスペーパーを水で戻す作業は、1番気を付けたいポイントなので丁寧に行いましょう。
また、焼くときにふたをして長時間の蒸し焼きにすると溶ける可能性も高くなります。
焼く料理のときは、溶けるのを防ぐためにもふたをせずに焼くのがおすすめです。
ふたについた水滴が食材に落ち、ライスペーパーを濡らしてしまうので柔らかくなり破れる原因になります。
溶けるのを防ぐためにも長時間の蒸し焼きは避け、ふたを開けて焼いてくださいね。
ライスペーパーを焼くレシピ3品!初心者でも簡単
ライスペーパーを焼くレシピは、夕食のおかずにもお酒のつまみにもぴったりですよ。
ライスペーパーを使った数あるレシピから、私が実際に作ってみたものを3品ご紹介します。
焼くだけで具や味付けを変えやすいレシピばかりなので、お気軽に試してみてくださいね。
材料と作り方も合わせて一緒に紹介していきます。
カリカリ鶏ひき肉と大葉のライスペーパー包み焼き
【鶏ひき肉と大葉のライスペーパー包み焼き】は夕食のおかずにぴったりです。
鶏ひき肉に刻んだネギとレンコンを加えてライスペーパーで包んで焼けば、食べ応えたっぷりですよ。
私は冷凍のカットレンコンを使いました!レンコン以外の野菜や鳥軟骨を入れてもおいしいと思います。
調味料もお好みでオイスターソースや味噌、チーズを入れてもよさそうです。
ポリ袋でタネをまとめれば、手も汚れず洗い物が減らせるのでおすすめです。
大葉は裏向きに敷くと焼き上がりが色鮮やかで見栄え良くなります。
また、ボリュームを出したい時は豚肉を使うとさらにうまみが増しますよ♪
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チーズ入りトッポギ風
【チーズ入りトッポギ風】はお酒のつまみにちょうどよく、自宅で居酒屋気分を楽しめます。
もちもちの韓国料理トッポギのような食感に、あなたもきっとやみつきになるでしょう。
スライスチーズはベーシックタイプ・とろけるタイプどちらでも美味しいです。
トッポギのソースは通常コチュジャンや砂糖・ケチャップなどで甘辛いソースを用います。
私は子供でも食べやすいようにケチャップとウスターソースで洋風にしましたよ。
ライスペーパーをロール状にすることで何枚か重なった層ができ、かなりのもちもちが楽しめます。
ライスペーパー1枚分そのままの長さだと噛むのが大変なので、焼き上がりにカットするのがおすすめです。
焼く前に切ると、断面からチーズが溶け出してしまうのでご注意くださいね。
簡単メニューの1つに「楽天レシピ」にある卵を使ったレシピもおすすめですよ♪
さつまいもとかぼちゃのデザート春巻き
【さつまいもとかぼちゃのデザート春巻き】は一風変わったデザートとしておすすめです。
秋の味覚さつまいもやカボチャをペースト状にしてライスペーパーでくるんで焼けば、もちもちのスイーツが楽しめますよ。
ちょうど炊いてあったサツマイモとかぼちゃがあったので、つぶして入れてみました。
さつまいもやかぼちゃの甘みが足りなければ砂糖やはちみつで調整しましょう。
一緒にクリームチーズやくるみを入れても美味しそうです。
お米が原料なので作る前は求肥や大福のようなイメージでしたが、和菓子とも違う不思議なデザートになりました。
バニラアイスを添えて食べても美味しいですよ。
3品とも、もちもちで満足感たっぷりなレシピです。ぜひ試してみてくださいね!
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ライスペーパーを焼くコツのポイントは5つ!のまとめ
- ライスペーパーを焼くコツは、水をつけ過ぎない、包む具材の水気を切るなどがある
- ライスペーパーは包む前に1枚ずつぬるま湯につけて、柔らかさを確認しながら戻すのがコツ
- ライスペーパーで包む具はしっかりと水気を切ってから包むと良い
- 包む具材の量は皮の大きさの2割くらいのスペースに棒状に置くとちょうど良い
- ライスペーパーを焼く間は破れるのを防ぐため触らず、少し多めの油で揚げ焼き風にするのがコツ
- ライスペーパーの主原料は米のため吸水性が高く、水分を含みすぎるとドロドロに溶ける場合がある
- ライスペーパーを焼くレシピは、夕食のおかずにもお酒のつまみにもぴったり
- おすすめレシピは【鶏ひき肉と大葉のライスペーパー包み焼き】【チーズ入りトッポギ風】【さつまいもとかぼちゃのデザート春巻き】
普段使い慣れない食材にチャレンジするのは、勇気がいりますよね。
ライスペーパーは焼いて食べたときの、カリッともちもち食感がたまらないのできっとハマりますよ。
いつもと違うものを食べたいなと思ったらぜひ試してみてくださいね!
こちらのライスペーパーは角型なので、水で戻すときも破れることなくバットが使えて便利です。
豚肉や野菜を一緒に巻いてボリュームのある一品が作れますよ♪
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