大学入学祝いのお返しって必要かな?
「子どもの成長に伴うお祝い」への大学入学祝いのお返しは本来必要がないものとされています。
しかし、たとえ不要と言われているからと言っても「感謝の気持ちを表したい」という場合もありますよね。
この記事では、大学入学祝いのお返しが必要か、いらないと言われた時の適切な対応やマナーをご紹介します。
相手との関係性や状況に応じた、気持ちの伝え方のヒントも見つかるはずです。
お返しが必要かに関わらず、大切なのは心からの感謝を伝えること。相手に喜んでもらえる方法を一緒に考えていきましょう。
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いらないと言われた時にも相手に気を遣わせることなくスムーズなギフトです♪
目次
大学入学祝いのお返しは必要か?そもそも意味は?
大学入学祝いにお祝い金としていただいた場合、お返しが必要かどうか解説します。
日本では一般的なマナーとして、お祝いをいただいたらお返しをする習慣があります。
また、そもそもの「お返し」の意味も紹介します。ぜひ本来の意味を知って考えてみてくださいね。
基本的に大学入学祝いのお返しは不要
大学入学祝いのお返しは必要かな?
一般的に、大学入学祝いは「子どもの成長に伴うお祝い」なので「お返しは不要」とされています。
これは、経済力のない子どもへのお祝いという性質上、そもそもお返しを期待されていないからです。
もらいっぱなしで、本当にいいのかしら?お返しをしたら失礼になるのかな?
その場合は、内祝いとして品物を贈ることも問題ありません。
必要かどうか悩んだ末に、お返しをしても失礼にはなりませんので、ご安心ください。
大切なのは、大学入学祝いをいただいた感謝の気持ちを伝えることです。
親が送るものとは別に、本人からも直接お礼状を出すとより良いでしょう。
そもそもお返しとは?
本来、お返しとは「喜ばしいことをお裾分けする」という「内祝い」として行われていました。
この風習は、家族におめでたいことがあった家の人が、親戚や近所などお世話になった方に贈り物をしていたことから始まります。
喜ばしい報告を兼ねて、宴の席を設けたり、縁起物であるお赤飯や紅白餅などの贈り物をする習慣があったからです。
そのため、「お裾分けです」と渡せば、お相手の方とも角が立ちにくいでしょう。
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大学入学祝いのお返しがいらないと言われた場合
大学入学祝いのお返しはいらないよ。
大学入学祝いの「お返しはいらない」と言われた場合の対応は、相手との関係性によって異なります。
ここでは、それぞれのケースに応じた適切な対処法をご紹介します。
両親や祖父母に言われたときは?
ご両親や祖父母からお返しはいらないと言われた場合、金品としてのお返しは必要ありません。
大学入学祝いのお返しについて、最も大切なのは感謝の気持ちを伝えることです。
金品にこだわらず、代わりに食事会を開いたり、お祝いで購入したものを報告したりするのが良いでしょう。
直接会えない場合は電話でお礼をお伝えし、お礼状に入学式で撮った写真を同封するのも喜ばれますよ!
親戚や友人に言われたときは?
兄弟姉妹や同世代の友人間では、お互いにお祝いを贈り合うことで「お返し」に代えることができます。
お返しをする場合は、お菓子など気軽に受け取れて相手の気持ちを考慮したプチギフトを贈るのもよいでしょう。
住んでいる地域や育った環境によっても「お返しをするのは当たり前」と考えるご家庭もあります。
その場合は、ご夫婦間で話し合われてお互いの価値観を尊重する形で決められるのがよいでしょう。
親戚や友人へのお返しなら、予算も2000円程度と気軽にプレゼントできるお菓子がおすすめですよ♪
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お返しをしない場合の最低限のマナーは?
品物としての大学入学祝いのお返しをしない場合でも、最低限のマナーは守る必要があります。
相手に失礼にならないよう、以下の2つのポイントに注意しましょう。
子どもからお礼を直接伝える
まず大切なのは、子ども本人から大学入学祝いに対してお礼を伝えることです。
直接手渡しで受け取った場合はその場で、郵送の場合は電話で伝えましょう。
「ありがとう」の一言でも子どもの言葉で伝えることで、より気持ちが伝わります。
お礼の手紙を送る
お返しが「いらない」と言われても、お礼状を送ることは必須です。
できれば子ども本人が書いたものを送ると良いでしょう。
両親からのお礼状と一緒に、入学式の写真を同封するのも喜ばれますよ。
大学入学祝いのお返しマナーとは?おすすめギフトも
大学入学祝いのお返しのマナーやおすすめギフトを解説します。
お祝いをもらった相手と関係がぎくしゃくしないようにするためにもぜひ参考にしてください。
大学入学祝いのお返しのマナー
大学入学祝いをもらったらお礼状を送ることは必須のマナーとなります。
基本的に、直接会ってお礼を伝え、できなければ電話や手書きでお礼状を出します。
特に、大学入学祝いに対して子ども本人からのお礼状は喜ばれますよ。
SNSやメッセージで伝えることが便利で多いですよね。だからこそ手書きのお礼状はとても貴重なのです。
バタバタしている間に「あっ、まだだった!」とならないよう気をつけましょう。
また、将来的に相手のお子様が入学する際には、同様のお祝いをすることを忘れないでください。
これは、長期的な人間関係を築く上で大切なマナーとなります。
【親しくない方】お返しの相場や品物について
そこまで親しくない関係性の人やご近所さんからもらった場合、2分の1から3分の1程度が相場です。
ご両親のお友達やご近所さんなど、それほど親しくない方からお祝いをいただく場合もありますよね。
大学入学祝いが通常相場のものならきちんとお礼をすれば大丈夫です。
もし、高価なものをいただいた場合は、「同額程度のお返し」をすることをおすすめします。
その際、商品券などを選ぶと円滑です。
ただし、必ずお礼状を添えて、「今後はお気遣いなく」という趣旨を伝えましょう。
商品券なら使える店舗が多い「JCBギフトカード」だともらった相手も喜んでくれますよ。
【親戚の場合】お返しの相場や品物について
親戚の場合、お返しの相場はいただいたお祝いの2分の1から3分の1程度を目安にします。
品物をいただいた場合は、インターネットでだいたいの価格を調べます。
価格がわからない品物の場合は、相場を調べて贈りましょう。
メッセージカードを添えると、より気持ちが伝わります。
大学入学祝いのお返しにおすすめのギフト
「お返しはいらない」と言われても気持ちを表したい場合、以下のようなギフトが喜ばれるでしょう。
- お米ギフト
- 焼菓子詰め合わせ
- カタログギフト
- バスタオル
- 紅茶、日本茶
お返しギフトにメッセージカードなどを添えて贈るのもおすすめです。
アンリのマドレーヌ詰め合わせセットには無料でメッセージカードをつけられるので、用意する手間が省けて便利ですよ♪
大学入学祝いのお返しは必要か?のまとめ
- 一般的に、大学入学祝いは「子どもの成長に伴うお祝い」なので「お返しは不要」
- 親が送るものとは別に、本人からも直接お礼状を出すとより良い
- ご両親や祖父母からお返しはいらないと言われた場合、代わりに食事会を開くのが良い
- 兄弟姉妹や同世代の友人間では、お互いにお祝いを贈り合うことで「お返し」に代えることができる
- 親戚や友人へのお返しなら、予算も2000円程度と気軽にプレゼントできるお菓子がおすすめ
- お返しをしない場合の最低限のマナーは、子ども本人からお礼を伝える、お礼状を贈ること
- 「お返し」やお礼状を送る時期は、入学式後1か月以内に贈るのがマナー
- 親しくない関係性の人やご近所さんからもらった場合、お祝いの2分の1から3分の1程度が相場
- 親戚の場合、お返しの相場はいただいたお祝いの2分の1から3分の1程度が相場
大学入学祝いのお返しが必要か、いらないと言われた時の適切な対応やマナーを紹介しました。
お返しが必要かに関わらず、大切なのは心からの感謝を伝えること。
これからの関係をよりよいものにしていくためにも、「親しき中にも礼儀あり」ということでお返しをしてくださいね。
大学入学祝いのお返しが必要か迷ったら、相手に気を遣わせない2000円程度のものを送っておくと礼儀正しく見られます。
個包装で日持ちする上に、美味しくて気軽に渡せる焼き菓子がおすすめですよ♪
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