ノンカフェインコーヒーを飲みたいのだけど、市販の商品だとどんなタイプのものがあるのかな?
市販のノンカフェインコーヒーは通常のコーヒーと同様、豆や粉、インスタント、リキッドなどのタイプがありますよ!
それぞれ特徴や味わいに違いがあり、ノンカフェインならではのメリットがあります。
ちなみに私はコーヒーが大好きで毎日2~3杯は飲んでいるのですが、現在妊娠中のため自宅では市販のノンカフェインコーヒーを楽しんでいます!
そんな私がノンカフェインコーヒーの特徴や選び方、口コミをもとにおすすめのコーヒーについて調べてみました。
この記事を読んで、手軽に購入できる市販のノンカフェインコーヒーを楽しみましょう!
ぜひご自身のお好みのコーヒーを見つけてみてくださいね!
コーヒーらしい苦味が好きなあなたにおすすめのノンカフェインコーヒです♪
詰め替えやスティック包装のものもありますよ!
目次
ノンカフェインコーヒーの市販の商品タイプや特徴は?
市販のノンカフェインコーヒーには豆や粉、ドリップパック、インスタント、リキッドタイプなど様々な商品があり、それぞれ手軽さや特徴が異なります。
あなたはコーヒーをどのように楽しみたいですか?また、どんなコーヒーがお好みですか?
また、ノンカフェインコーヒーの効果やどんな時に向いているかご存知ですか?
コーヒーは好きなのに理由があって飲めない…と思っていたあなたも、特徴を知れば我慢せずにコーヒーを楽しめますよ!
ノンカフェイン、カフェインレス、デカフェについてもお伝えするので、摂取量に気をつけている場合は普段飲んでいる商品がどれに該当するのか確認してみてくださいね!
★そもそもカフェインって…?★
カフェインはコーヒーや緑茶などに含まれる成分で、摂取することで眠気が覚めたり疲労感が軽減することで知られています。
カップ1~2杯程度のコーヒーであれば問題ありませんが、過剰摂取によりイライラや不眠、動悸などを生じることがあり、注意が必要です。
タイプ別ノンカフェインコーヒーの特徴
ノンカフェインコーヒーはタイプごとに手軽さや味わい、特徴が異なります。
以下に簡単に特徴をまとめてみました。
手軽さ | 特徴 | |
豆 | △ | ・味わいや香りが強く、風味も良い |
粉 | △ | ・豆には劣るが、味わい、香り、風味ともに良い |
ドリップパック | ◯ | ・カップにセットしてお湯を注ぐだけなので簡単 ・風味のバリエーションが豊富 |
インスタント | ◯ | ・濃さや量を自分の好みに調整しやすい ・詰め替えがあるのでリーズナブル ・個包装のスティックタイプは持ち運びができ、旅行時にも便利 |
リキッド | ◎ | ・缶やペットボトル、紙パックなど種類が豊富 ・コンビニでも購入でき、すぐに飲める ・乳化剤、安定剤などの添加物が多く含まれていることもある |
コーヒー本来の風味を楽しみたい時には豆や粉が向いており、手軽に取り入れたい時はドリップパックやインスタント、リキッドタイプのコーヒを選ぶと良いでしょう。
また、ノンカフェインコーヒーは通常のコーヒーと比べて風味が落ちるというイメージも多いようですが、最近ではクオリティの高い味わいのものも増えています。
ノンカフェイン、カフェインレス、デカフェの違いは?
ノンカフェイン、カフェインレス、デカフェの違いはカフェインの含有量にあります。
どれもカフェインが少ない、または含まないという点は同じですが、厳密な定義については以下の通りです。
ノンカフェイン
「ノンカフェイン」とは、カフェインを全く含まない原料によって作られた完全にカフェインゼロの商品のことをいいます。
コーヒー豆にはカフェインが含まれているため、正確にはノンカフェインコーヒーは存在しません。
カフェインレス
「カフェインレス」とは、カフェインを90%以上除去したもののことをいい、カフェインを全く含まない「ノンカフェイン」とは異なります。
「カフェインが少ない」という意味を持っています。
デカフェ
デカフェ、またはディカフェとも言い、カフェインが含まれた飲食物からカフェインを取り除いたもののことで、ごくわずかにカフェインを含みます。
カフェインの含有量が完全にゼロというわけではないので注意してください。
ノンカフェインコーヒーはどんな時におすすめ?
ノンカフェインコーヒーは夜にもコーヒーを飲みたい時や、健康上の関係で通常のコーヒーを飲むことができない場合におすすめです!
もちろん日頃から通常のコーヒーも飲んでいるけれどちょっと飲みすぎかな、なんて時にも良いですが特に以下の場合に向いているでしょう。
ノンカフェインコーヒーは寝る前にもコーヒーを飲みたい場合もおすすめですよ!
ノンカフェインコーヒーにはカフェインの特徴である覚醒作用がないため、夜に飲んでも良質な睡眠を妨げられることがなく、寝る前でもコーヒータイムを楽しめます。
ノンカフェインコーヒーは妊娠中や授乳中も飲めます!
妊娠中のカフェインの多量摂取は流産や低体重児のリスクが知られており、授乳中であれば赤ちゃんの寝つきが悪くなることがあります。
しかし、ノンカフェインコーヒーであればこれらの心配がありません。
ノンカフェインコーヒーは体質的や健康上の理由でカフェインを控えなければならない時、アスリートの方も飲めますし、お菓子作りにも使えますよ!
ちなみに私はよくお菓子を作ることがあるのですが、ノンカフェインのお菓子であれば子供も一緒に食べられるので今度試してみようと思っています!
(子供がコーヒー味を好むかどうかはわかりませんが…)
ノンカフェインコーヒーのもたらす効果
ノンカフェインコーヒーのもたらす効果としては、主にリラックス効果と健康増進効果の2つがあります。
これはどちらも通常のコーヒーを飲んでも得られる効果でもありますが、ノンカフェインでも同じ効果が得られるのは嬉しいですね!
リラックス効果
コーヒーの香りにはリラックス効果があると言われています。
香り自体はカフェインを除去しても変わらないため、ノンカフェインコーヒーにもリラックス効果があると言えるでしょう。
健康増進効果
コーヒーに含まれるポリフェノールには心臓病や脳卒中、呼吸器疾患によるリスクを低減させるなどの効果があると言われています。
カフェインを除去してもポリフェノールは減少しないため、ノンカフェインコーヒーにもこれらの健康増進効果が期待できるでしょう。
また、コーヒーポリフェノールの摂取により、脂肪の消費量がアップして内臓脂肪を減らしたり、消化を促進したりする他、様々な効果も報告されているそうです。
砂糖やミルクを入れすぎたら健康増進効果が期待できないかも…。
入れすぎには注意だね!
スポンサーリンク
ノンカフェインコーヒの選び方のポイントは!?
ノンカフェインコーヒーの選び方としては、手軽さや味の好み、品質などから検討すると良いでしょう。
市販のものは種類も多く、一口に「ノンカフェイン」と言われても味や風味も異なるため、選び方に困ってしまうことはありませんか?
本格的に楽しみたい、手軽に取り入れたいなど、楽しみ方も様々です。
ノンカフェインコーヒーの選び方についてお伝えするので、自分が飲みたいものを見つけてぜひコーヒータイムを楽しんでくださいね!
タイプから選ぶ
コーヒー本来の風味や味を楽しみたい時は豆や粉タイプ、手軽に楽しみたい時はドリップパックやインスタント、リキッドタイプのものを選ぶと良いでしょう。
★あなたはどっちのタイプ?★
- コーヒー本来の味を楽しみたい派
→豆、粉タイプのコーヒー - 手軽に楽しみたい派
→ドリップパック、インスタント、リキッドタイプのコーヒー
ご自身がどのように楽しみたいかでタイプを検討してみてくださいね!
コーヒー本来の味を楽しみたい派
コーヒー本来の味を本格的に楽しみたい時は豆や粉のタイプのコーヒーを選ぶことをおすすめします。
コーヒーは空気に触れる時間が長いほど風味や味が落ちやすいと言われています。
そのため、豆や粉のコーヒーは空気に触れる時間が少ない方が味や風味のクオリティが高いと言えるでしょう。
豆や粉の場合ミルが必要であったり、ドリッパーで抽出したりと手間はかかりますが、その分香りや味わいは格別です!
手軽に楽しみたい派
手軽にコーヒーを楽しみたい時はドリップパックやインスタント、リキッドタイプのコーヒーがおすすめです。
これらはスーパーでも手軽に購入でき、豆や粉タイプよりもリーズナブルな点が魅力的です。
焙煎度から選ぶ
ノンカフェインコーヒーでもコーヒー本来の味わいを楽しみたい時は深煎りのものを、あっさりした味わいを好む時は中煎りや浅煎りのものを選ぶと良いでしょう。
コーヒーは焙煎すればするほど苦味とコクが増すため、本格的な風味を楽しみたい時には深煎りのものがおすすめです。
またカフェインを除去することで風味や味が弱くなる傾向もあるため、あっさりした味わいや酸味を好む場合は、中煎りや浅煎りのものを選んでみてください。
中煎りや浅煎りのコーヒーはたくさんノンカフェインコーヒーを飲みたい時にもおすすめですよ!
★焙煎度とは★
コーヒー豆を加熱する時間や程度のレベルのことで、大きく「浅煎り」「中煎り」「深煎り」の3つに分類され、それぞれ味や風味の特徴が異なる。
- 浅煎り:苦味が少なくフルーティで、コーヒーの苦味が苦手な方におすすめ
- 中煎り:酸味と苦味のバランスが良いため、焙煎度に悩んだら中煎りから試すと良い
- 深煎り:酸味が少なくビターなため、酸味が苦手な方におすすめ
産地で選ぶ
コーヒーは産地によっても味の傾向が異なるため、すでにお好みの産地やお好みの風味がわかっている場合は産地で選ぶと良いでしょう。
★あなたのお好みはどんな味?★
- 苦味、酸味のバランスが良い飲みやすいコーヒーが好み
→ ブラジル産の豆や、ジャマイカの「ブルーマウンテン」がおすすめ - すっきりした味わいのコーヒーが好み
→ イエメンの「モカ」やタンザニアの「キリマンジャロ」がおすすめ - ミルクや砂糖を入れて楽しみたい
→ インドネシアの「マンデリン」がおすすめ - 酸味が強く、苦味が少なめのコーヒーが好み
→ ハワイの「コナ」がおすすめ
テレビCMなどでもよく「◯◯産のコーヒー豆使用」なんて聞きますが、お好みの産地を開拓したいと思った時は飲み比べをしても楽しそうですね!
カフェインの除去方法で選ぶ
カフェインの除去方法によって風味や旨みに違いが出るため、ノンカフェインコーヒーが美味しくないと感じる方は除去方法で選ぶと印象が変わるかもしれません!
カフェインの除去方法は大きく分けて3つありますが、そのうち日本で認められているのは2つの方法です。
パッケージに書いてあることもあるので、気になる場合はチェックしてみてくださいね!
ノンカフェインコーヒーが通常のコーヒーに比べて風味や味が劣ると感じる場合には、超臨界二酸化炭素抽出法で処理されたコーヒーがおすすめです。
ウォータープロセス法
コーヒー豆を水に浸してカフェインを回収する方法で、やや風味はおちますが日本では主流となっている方法です。
その際旨み成分も溶け出してしまいますが、カフェイン以外の成分は再度豆に戻されるので、豆自体の旨味を残すことができます。
低コストで安全に処理できる方法として知られています。
超臨界二酸化炭素抽出法
二酸化炭素をもちいた処理方法で、味や風味を損ないません。
ノンカフェインコーヒーが美味しくないと感じる場合は、一度この方法で処理されたコーヒーを飲んでみてはいかがでしょうか?
この方法では、カフェインのみが除去されるので他の成分にはほとんど影響がないそうですが、処理コストがかかるため、商品の価格はやや高い傾向にあります。
カフェインの除去率で選ぶ
妊娠中や健康上の理由でカフェインを控えなければならない場合は、出来るだけ除去率が高いものを選ぶことをおすすめします。
「デカフェ」や「カフェインレス」の表記がされていても、実際の除去率が表記されていないものもあります。
何らかの理由で極力控えた方が良い場合はきちんと確認し、除去率99%以上のものを選択すると良いでしょう。
品質で選ぶ
品質にこだわりたい場合にはオーガニックコーヒーがおすすめです。
基準は国ごとに異なりますが、日本のものだと「有機JASマーク」が付いたものが一定の基準をクリアしたオーガニックコーヒという目印になります。
品質にこだわりたい時は、このマークを目印に探してみてくださいね!
ノンカフェインコーヒーおすすめ5選とその他の飲料
それでは実際に市販の商品ではどんなノンカフェインコーヒーがあるかをご紹介します!
また、コーヒーに似た風味を持つノンカフェインの飲料ついてもお伝えするので、コーヒー以外も飲んでみたいなという時はぜひ試してみてくださいね!
ノンカフェインコーヒーおすすめ5選
入手のしやすさと口コミを元にチョイスした、おすすめの市販のノンカフェインコーヒーを5つご紹介します。
それぞれ風味も異なるものなので、ぜひ飲み比べてみてくださいね!ちなみに普段から私もよく飲んでいるものです。
★ノンカフェインコーヒーおすすめ5選★
- [豆・粉]無印良品 オーガニックコーヒー カフェインレス
- [粉]ディカフェ スターバックス ハウスブレンド
- [ドリップパック]キーコーヒー ドリップオン カフェインレスコーヒー
- [インスタント]UCC おいしいカフェインレスコーヒー
- [インスタント]ネスカフェ ゴールドブレンド カフェインレス
無印良品 オーガニックコーヒー カフェインレス
酸味の強いコーヒーが好きなあなたにおすすめです。酸味とほのかな甘味があり、深煎りのロースト感のある香りも楽しめます。
オーガニックなので品質にこだわる場合にも良いですし、何よりお求めやすい価格で購入できます。
また、無印良品にはコーヒー以外にもたくさんのノンカフェイン飲料が揃っているので色々揃えたい時は楽しめそうですね!
私は無印良品のお店に行くと、いつもついお菓子やレトルトパウチの食料を買い込んでしまいます…。
ディカフェ スターバックス ハウスブレンド
苦味とコク深いコーヒーが好きなあなたにおすすめです。
ダークチョコレートやバニラのような芳醇な香りと、通常のコーヒーと比較しても劣らぬほどの味わい深さがあります。
スターバックスってオシャレな雰囲気でお店に入るだけでもなんだかテンションが上がりますよね!
お気に入りのカップで飲んだら一段とおしゃれな雰囲気が味わえそうです!
キーコーヒー ドリップオン カフェインレスコーヒー
ノンカフェインコーヒーの味に苦手意識がある、または強い苦味が苦手なあなたにおすすめです。
スーパーでも購入可能で、お財布に優しいお値段なのも魅力的ですね!
ドリップパックって、手軽ながらも少し特別感がありますよね♪インスタントコーヒーとは少し違った味わいを楽しみましょう!
UCC おいしいカフェインレスコーヒー
酸味が少ないコーヒーがお好みのあなたにおすすめです。
飲みやすい味ですが、薄く感じることもあるそうなので、薄味を飲みたい時に良いでしょう。
コーヒーはそんなに得意ではないけれど、ちょっと飲みたい…。そんな時にいかがですか?とっても飲みやすい味ですよ!
ネスカフェ ゴールドブレンド カフェインレス
コーヒーらしい苦味が好きなあなたにおすすめです。
スーパーなど販売しているところが多く、詰め替えもよく見かけるのでリーズナブルに購入しやすいですよね!
実際に私も1番よく飲んでいるノンカフェインコーヒーがこの商品です。
しっかりとした苦味が特徴のノンカフェインコーヒーです!インスタントで手軽なのに美味しいって嬉しいですね♪
ノンカフェインコーヒーに代わる飲料
たんぽぽコーヒーや黒豆コーヒーは、コーヒーではないけれどコーヒーのような風味を持つノンカフェイン飲料です。
コーヒーとは異なるメリットや特徴があるのでこちらについてもご紹介します。
たんぽぽコーヒー
たんぽぽの根を原料に作られた飲料で、コーヒーに似た味わいですが、コーヒーではなくカフェインも含まれていません。
妊娠されたご経験がある女性なら一度は耳にされたことがあるのではないでしょうか?
もちろん妊娠中だけでなく、授乳中や子供まで幅広く飲むことができるノンカフェイン飲料です。
食物繊維や鉄分、むくみを解消するカリウムなど体に良い成分がたくさん含まれているのも嬉しいポイントですね!
黒豆コーヒー
黒豆を使って作られたコーヒーに似た味わいのノンカフェイン飲料です。
黒豆に含まれる黒大豆ポリフェノールにより、抗酸化作用や美肌効果、メタボ予防効果など、美容にも嬉しい効果があると言われています。
注意点としては、コーヒー豆をブレンドした商品もあるため、購入時にしっかり確認するようにしてください。
スポンサーリンク
ノンカフェインコーヒー市販商品はどんなもの?まとめ
- ノンカフェインコーヒーの市販商品にはいくつかタイプがあり、本格派には豆や粉、手軽に楽しみたい派にはドリップパック、インスタント、リキッドタイプがおすすめ
- 市販のノンカフェインコーヒーは美味しくないというイメージも多いが、最近ではクオリティの高い味わいのものも増えている
- 「ノンカフェイン」とは、カフェインを全く含まない原料によって作られた完全にカフェインゼロの商品のことをいう
- ノンカフェインコーヒーは夜にもコーヒーを飲みたい時や、健康上の関係で通常のコーヒーを飲むことができない場合でも安心して飲むことができる
- ノンカフェインコーヒーには、通常のコーヒーと同じリラックス効果や健康増進効果がある
- ノンカフェインコーヒーを味わいで選ぶのであれば焙煎度や産地、カフェインの除去法から選ぶと良い
- ノンカフェインコーヒーを安全性から選ぶのであればカフェインの除去率やオーガニックのものを選ぶと良い
- ノンカフェインコーヒーに代わるコーヒの風味を持つノンカフェイン飲料にはたんぽぽコーヒーや黒豆コーヒがある
ノンカフェインコーヒーには市販の商品がたくさんありますが、ご自身に合ったものを取り入れてコーヒータイムを楽しんでくださいね!
私もこの妊娠期間でさらなるコーヒー開拓をしてみようと思います!
私もよく飲んでいるノンカフェインコーヒーです♪
香りも良く、夜寝る前に飲んでもしっかり眠れると好評ですよ!
コメント