着物や浴衣は日本の伝統的な装いです。特に女性は一度は触れる機会がありますよね。
かんざしの使い方は髪をねじって2回挿すだけで簡単なんです!
「着物を普段着にしたい」「新しい浴衣で夏を楽しみたい!」と思っていざ着るとき「髪はどうしよう…」と思ったならかんざしでまとめてみましょう!
使い方がわからなくて悩むあなたに旅館で毎日かんざしを挿して働いた経験のある私がお教えします♪
ヘアピン不要でサッとまとまるので、和装以外でもとても便利なアクセサリーなんですよ。
この記事を読めば、使い方のコツがわからなくてもヘアゴムなどでお団子を作ってから挿す方法もわかりますよ♪
挿すだけで普段使いもできるかんざしの使い方を詳しく解説します!
かんざしはたくさん種類があってどれを買ったらいいか迷いますよね。
木製で一本軸タイプのかんざしがおすすめです。とんぼ玉などワンポイントがある物なら着物の柄にも合わせやすいですよ。
目次
かんざしの使い方の基本!手順を動画で解説
かんざしの使い方のポイントは髪をひとまとめにしてねじり、挿したかんざしを頭皮に沿うようにもう一度挿すことです。
かんざしだけで髪をまとめたいときは一本軸のかんざしを選びましょう。
棒一本でどうやって止まるの?と不思議に思うかもしれません。
具体的な手順をと仕組みをそれぞれ説明していきますね。
かんざしの基本の使い方
手順4から手順6がコツを掴みにくい部分かもしれません。
わかりにくいところだけ動画にしてみました。参考にしてください。
ひっくり返すのが難しければそのまま髪を巻き込みながら回転させてみてください。
飾りが上にきたタイミングで頭皮に近いところにぐっと先を挿して止めることもできますよ。
まずは挿してみて留まればOK!一度コツを掴めばその後は綺麗な仕上がりを意識した使い方ができると思います♪
なぜかんざし1本でまとまるの?
まとめ髪の根元と毛先をちょうどいいポイント2箇所でかんざしが押さえてくれているからです。
かんざしに表と裏があるとして裏向きに挿し込んでからひっくり返してもう一度挿すと止まるようになっています。
コツを掴んで慣れたらスタイリング剤をつけずにまとめられますよ。
私も最初だけ何度か練習しました。力を入れすぎて木製のかんざしを折ったこともあります(笑)
ちなみにかんざしの軸は木製や金属製、ガラス製など様々な種類があるので選ぶのも楽しいですよ。
かんざしだけで髪をまとめるなら断然木製をおすすめします。金属製は髪の毛が滑りやすいので留まりにくく、ガラス製は落とすと割れることもあり危険です。
木製が折れるのは稀なことだと思ってください(笑)
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かんざしを普段使いする方法は?まとめ髪に挿すだけ!!
やってみたけど上手くいかない…!すぐ出かけるから練習する時間がない…!そんな時も大丈夫です。
かんざしは普段使いもできる優れものなのでヘアアレンジにすっと挿すだけの使い方でもいいんですよ。
慣れたヘアスタイルに指すだけなら簡単ですよね!
バレッタやクリップと違い整えた髪型を崩してしまうことがないのも嬉しいポイントです。
挿すだけなら一本軸に加えて二本軸のかんざしも使えます♪
二本軸は形や飾りがより華やかなのでいろんな雰囲気を演出できて素敵なんです…!
まとめるためではなく髪飾りとしての使い方なので、気負わず楽に試してみてください。
ヘアゴムやヘアピンで作ったお団子に挿すだけ!
ヘアゴムやヘアピンを使ってお団子を作ってからお好きな角度で挿してみましょう。
お団子に直接挿すというより頭皮周辺に挿します。お団子と頭皮の間を通るイメージです。
お団子はあまり高い位置にせず、真ん中よりやや下に作ると自然で可愛くなりますよ。
挿したかんざしの先が飛び出していても問題ありません。
かんざしの飾りが真上から時計の3時くらいまでにあるのが自然ですね。角度の調整も指すだけなので簡単にできます。
くるりんぱヘアには揺れる飾り付きや櫛型が可愛い♪
耳上の髪をハーフアップにして真ん中に通すくるりんぱもかんざしにおすすめの髪型です。
一本軸ならヘアゴムでくるりんぱを作ってから左右の毛束に水平に挿すか、左右どちらかの毛束に斜めに挿しても可愛くなります。
お団子より抜け落ちやすいので、裁縫のなみ縫いのようにかんざしを髪に引っ掛けながら挿すと抜けにくいですよ。
真ん中に挿すだけで簡単に華やかになる櫛型(くしがた)のかんざしを持ってくるのも良いでしょう。
夜会巻きに挿すとクールで大人っぽい仕上がりに…♪
夜会巻きは表面がすっきりまとまるので大人っぽく上品になりますよ。
飛行機内のCAさんやホテル・結婚式場のスタッフさん、宝飾店や飲食店で働く方もよくされていますね。
かんざしの使い方と同じく髪をまとめてねじってから毛先を隠してピンで止めるスタイルです。
こちらも慣れたら簡単なまとめ髪です。専用のコームも100円ショップで買うことができます。
黒や青、紫色のシンプルな飾りの一本軸のかんざしやばち型の二本軸かんざしを使うとよりクールで粋なヘアになってかっこいいですよ!
かんざしの使い方ヘアアレンジ編!髪の長さ別に紹介!
髪の長さ別におすすめの使い方を紹介していきたいと思います。
髪が長かったり量が多かったりするとうまくまとまらず苦戦してしまいますよね。
また、短いとヘアゴムでも髪が結べず、結べてもお団子にできない場合もあると思います。
ぜひ参考にやってみてくださいね。
ミディアムヘア
鎖骨の下くらいまで髪の長さがあるミディアムヘアはかんざしに最も適しています。
シンプルにかんざし1本でまとめて、こなれ感を出すのがおすすめです。
毛量が多いときはかんざしで止めた後にヘアピンで押さえてあげてくださいね。
お団子を作って挿すだけや、くるりんぱヘアにできるのもミディアムヘアの良いところです。
耳横を編み込み+後ろお団子にかんざしのヘアスタイルも特別感が出て素敵になりますよ。
髪がサラサラで滑ってしまうのであれば、しっかりとワックスなどスタイリング剤をつけて木軸のかんざしを使ってみてください。
固めるヘアスプレーをねじった時点でかけてあげるのもおすすめですよ。
ロングヘア
髪の多いミディアムヘアと同じくまとめてからピンで補強したりヘアゴムでお団子作戦にしたりしましょう。
髪を1本や2本の三つ編みにしてからお団子にしてかんざしを挿せば、キープ力と可愛さを兼ね備えた最強ヘアスタイルの完成です。
ロングヘアは髪の量が多いのでかんざしが隠れてしまいがちです。
短いかんざしより長めのかんざしを選ぶと留まりやすくなります。
一本軸のかんざしでまとめた後、もう1本かんざしを挿して2本使いするのも華やかですよ。
夜会巻もボリュームが出るので挿すだけの櫛型(くしがた)タイプを添えて、飾りの2本目を挿すのも素敵な使い方ですね♪
ショートヘアやボブヘア
ショートヘアやボブヘアは、かんざしが挿せないと思いがちですがちゃんと使い方がありますよ!
トップから耳の上までを編み込みにしてピンやヘアゴムを耳の後ろに隠します。その編み込みに真っ直ぐ沿わせるようにかんざしを挿します。
縦に長い飾りがついたかんざしだと耳の上で揺れて目を惹くヘアスタイルができますよ。
襟足を2~3箇所ヘアゴムで結んで上向きにピンで留めて土台を作り、上半分の髪で土台を隠してから短めのかんざしを挿してもいいですね。
たくさんヘアピンが必要になりますがヘアピンをクロスするように数箇所留めるとかんざしを挿すときに引っかかりやすいです。
二本軸で軸がなみ型になったかんざしも留まりやすくておすすめです。
かんざしの使い方は簡単!基本やヘアアレンジのまとめ
- かんざしの使い方は髪を巻き付けて挿すだけで簡単
- 髪をひとまとめにしてねじり、挿したかんざしを頭皮に沿うようにもう一度挿す
- かんざしだけで髪をまとめるなら断然木製がおすすめ
- かんざしは普段のヘアアレンジに挿すだけの使い方もできる
- ヘアゴムやヘアピンで作ったお団子に好きな角度で挿してみよう
- ヘアゴムでくるりんぱを作ってから水平や斜めに挿しても可愛い
- 表面がすっきりまとまる夜会巻に挿せば大人っぽく上品な仕上がりに
- ミディアムヘアはかんざしに最も適した長さでまとめやすい
- ロングヘアならヘアピンで補強したりアレンジに後から挿したりできる
- ショートヘアにはかんざしを挿すための土台作りにヘアピンを活用する
私はかんざしで髪を結うとヘアゴムよりキュッと絞まって集中力がアップする気がします。
お仕事中にもおすすめですし、何よりかっこいいと思いませんか?
あなたもかんざしの使い方をマスターして素敵なまとめ髪を楽しんでみてくださいね。
かんざしは髪の長さや量に合わせて選んであげると上手に使うことができます。木製のかんざしなら髪が滑りにくく初心者さんにも使いやすいですよ。
軸に檜(ひのき)を使用して桜の木を表現したこちらは、洋服でもよく似合います。
桜は春の花ですが日本の国花なので季節や場面を問わずに使えて便利です。
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