
エナージェルって、油性水性どっちなんだろう?
エナージェルのボールペンは、染料ゲルインキでどっちかと言えば水性の特徴を持っています。
なめらかな書き心地が評判ですが、油性と水性どっちかわからないと公文書などの書類をダメにしてしまうかもしれませんよ。
失敗をしないためにも、ぜひ本記事で紹介する内容を読んでください♪
- エナージェルって油性水性どっち?
- エナージェルのボールペンに油性はないの?
- エナージェルはどれくらい書きやすい?
エナージェルは、油性と水性どっちの良さも兼ね備えており、にじみにくく速乾性もあります。
本記事では、そんなエナージェルボールペンのにじみやすさや書きやすさを詳しく解説しています。
おすすめのエナージェルシリーズも紹介していますので、ぜひ参考にしてください♪
日常的に使うものだからこそ、ストレスなく書けるボールペンを手にしましょう♪
ノック式なので咄嗟のメモ取りもスルスル簡単、サッと乾くので手につく心配もありませんよ。

目次
エナージェルって油性水性どっち?にじみやすさも検証

油性、水性どっちかというと、エナージェルは水性インキに分類されます。
エナージェルはぺんてる株式会社が開発・販売している特殊なゲルインキの名称であり、製品のブランド名です。
メリット | デメリット |
速乾性が高い 滑らかな書き味 濃い発色 カラーバリエーションが豊富 | 水濡れに弱い(汗や水でにじむ) インキの減りが早い(ゲルインキの特徴) 耐光性が低い(長期保管に向かない) |
エナージェルは水性なので、油性ペン特有のインキ詰まりがありません。
次では、エナージェルの特徴や書き心地、服についてしまった時の落とし方を紹介していきますよ。
エナージェルは水ににじむのか?実験検証♪
エナージェルは、水性の特徴を持っているため水に濡れると滲んでしまいます。
ちょっと意地悪をして、エナージェルで書いたものに、水を垂らして実験をしました。

下の写真は水を垂らした直後のものですが、滲んでいるのが分かります。

少しの水濡れなら、さほど滲まないようです。黒いインキはあまり滲みません。

赤や青のインキは、水を垂らした直後から滲みましたが、これは染料ゲルインキの特徴になります。
ちなみに試し書きの時に顔料ゲルインキのペンで書いた箇所があり、そこは滲んでいません。
ゲルインキの中でも水性(染料)と、油性(顔料)の差がでるのがわかりますね!
水だけでなく汗でもにじんでしまう可能性があるため、公文書は油性を使うようにしましょう。
エナージェルボールペンがおすすめなのは?
速乾性にすぐれているので、左利きの横書きにも、右利きの人の縦書きどっちにも適しています。
サラサラっと書けるので転職で履歴書を書いたり公文書を書いたりする時にも愛用されるようです。
エナージェルは水性インキでありながら、従来の欠点を改良し、油性に近い書き味と発色を実現しています。
そのため、油性水性どっちの良いところも併せ持つインキとして人気があります。
サラサラと書けるので、文字を書きなれない人や長文の筆記、ペン画などにおススメです。
インキが付いてしまった時の落とし方
エナージェルは、水性の特徴を持っているので服についても簡単に落とせます♪
服についてしまった時の落とし方は以下の通りです。
- 汚れ部分を水で濡らす
- 服の裏側にペーパータオルを当てる
- インキが浮いてきたらペーパータオルで叩いて裏側のペーパーに吸わせる
- これらを繰り返す
- インキが取れたら洗濯する
これなら外出先でも応急処置としてできるので、覚えておいて損はありませんよ!
もしもすぐに落とせない、時間が経って落としにくくなってしまった場合はこちらの記事を参考にしてみてください。
エナージェルのボールペンに本当に油性はないの?

エナージェルの油性ボールペンはありませんが、新シリーズとして販売されたものがあります。
商品名は「FLOATUNE」(フローチューン)、摩擦レスボールペンのキャッチコピーがあるほど滑らかな書き心地が特長です♪
- カラーは3色(黒、赤、青)
- ペン先の太さも3種類(0.3mm、0.4mm、0.5mm)
本来油性ボールペンは粘度が高く、書き始めでかすれたり、書き味が重いといったデメリットがあります。
しかしフローチューンは、油性でありながらキャッチコピーの通りスルスル書け、ゲルインキや水性インキなみの書き心地です。
そして速乾性が高い!インキがしっかりでるので、書いたときに思った以上に太く感じるかもしれません。

実際に書いてみて、0.3mmが細字、0.4mmが中字、0.5mmが太字と感じました!
お試しができたら、書き味と一緒に太さも確認してから買うと失敗しませんよ。
エナージェルのボールペンは書きやすい?おすすめ2選

エナージェルといえば、なんといっても「なめらかで書きやすい」が大きな特徴。
従来のゲルインキのボールペンよりもゲルから液体へ変化するスピードが速いということが書き心地に大きく影響しているのです。
SNSを見ると、「なめらかな」「スラスラと」、さらには「ジューシーな」!
エナージェルがいかに書きやすいかが書かれています。
2000年の発売から25年目のエナージェルは、このなめらかさがあるから気持ちよく書きやすいのでしょう。
思考の邪魔をせず書きやすいので、字が上手くなった気がします。
すぐに乾くので手が汚れることを気にせず、軽くかけるのに、鮮明な筆跡なので、考えたイメージをしっかり伝えられます。
エナージェルボールペンの種類や特長
エナージェルのボールペンには、9種類のプロダクトがあり以下の表にまとめました。
エナージェル プロダクト名 | 特徴 |
ノック式ベーシックモデル | 使いやすいノック式、速乾性インキ、 滑らかな書き心地 |
キャップ式ベーシックモデル | キャップ式でしっかりとインキを守る、速乾性インキ |
ユーロ | ペン先の安定性が高く、就活などに最適 |
クレナ | 大人クラシカルなデザイン軸 |
インフリー | インキ色が映えるクリア軸、カラフルなデザイン |
フィログラフィ | 上質感溢れるハイクラスモデル、高級感あるデザイン |
3色ボールペン | 黒・赤・青の3色ボールペン、便利な多色使い |
多機能ペン | 2色ボールペン+シャープペンシル、多機能で便利 |
エス | シンプルなエントリーモデル、基本性能が充実 |
エナージェルのボールペンは、他のボールペンより、インキの出が良いので太く感じるようです。
お試しをしたうえで使用する太さを購入すると失敗が少なく済みますね。
インキがダマにならずにスラスラ書けるので、電話をしながらなど、ちょっとしたメモも取りやすいです。
また速乾性の高い染料インキを用いているので、書いた文字は1秒ほどで乾きました。
かすれや色ムラも気にならず、マーカーを上から引いてもにじまないのは嬉しいポイント。
ノートや公文書などの大事な書類を記入する際にもぴったりですよ!
次にエナージェルシリーズの中でも特に書きやすいと好評の2種類を紹介するので、何を買おうか悩んでいたらぜひ参考にしてくださいね!
エナージェルインフリーの特長を紹介
エナージェルインフリーは、10色の中から選べる幅広いカラー展開が特長です。
- 太さは0.4mm,0.5mm,0.7mm
- 色は10色展開
- オレンジ、ピンク、レッド、バーガンディ、ブラック、ラフグレー、ターコイズブルー、ブルー、バイオレット、ブルーブラック
ブラックでも2種類あるのは、驚きですね!
濃く、はっきりとしたブラックで書く文字は安心感があり、鮮やかなレッドは、要所要所をしっかり引き締めるポイント使いに。
オレンジは暗記用の1色。赤シートで隠して覚えて、成績アップ!
豊富なカラーバリエーションがあるからこその楽しみ方がでますね♪

エナージェルクレナの特長を紹介
「エナージェルクレナ」は、女性が持ちたい!と思える「大人かわいいボールペン」です。
クラシカルなストライプ柄やロゴが上品でありながら可愛いらしく、おしゃれな大人女性にもぴったりなデザインです。
クリップの上部が斜めにカットされた曲線的なデザインもポイント。
また、ノック式のため片手でもスルスル書けるのも嬉しいですね♪
日常使いするボールペンだからこそ、こだわりたい大人女性にオススメです。

エナージェルって油性水性どっちなの?のまとめ

- エナージェルはどっちかというと水性の特徴を持っている
- 油性の良さも兼ね備えているので、にじみにくく速乾性がある
- 左利きの横書きにも、右利きの人の縦書きのどっちにも適している
- もし服にインキがついても水性の特徴を持っているので、簡単に落とせる
- エナージェルは油性ではないが、新シリーズ「FLOATUNE」は油性
- エナージェルのボールペンは9種類あり、どれもにじみにくくスラスラ書けて使いやすい
- エナージェルインフリーは、10色の豊富なカラーから選べる
- エナージェルクレナは大人の女性向けのかわいいデザイン
エナージェルが油性水性どっちの良いところももっているとお伝えしました。
水に弱いデメリットは、服にインキが付いたら落としやすいメリットにもなります。
スッと書けてサッと乾くので、右利きの縦書きや左利きどっちの人にも便利です。
この記事を読んで、機能性と個性のどっちも選択できるエナージェルを選んでみるのをおススメします。
見た目がスタイリッシュなので、シーンを選ばずどこでも活躍できるこちらのボールペン。
5つの太さが展開されているので、あなたの好みの書き心地が手に入りますよ♪

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