お米の選び方で、手軽さを重視するなら無洗米、銘柄や価格で選ぶなら普通米がオススメです。
無洗米と普通米、どっちがいいかは重視するメリットやデメリットによって変わります。

でも無洗米って味や栄養は問題ないの?
普通米との違いが気になる。
私は無洗米を10年ほど使っていますが、確かに「無洗米は美味しくなさそう」と言われたことがありました。
しかし、無洗米も特徴を理解して炊けば美味しく食べられますよ。
・無洗米と普通米のメリットとデメリット
・無洗米と普通米の違い
・お米の美味しい炊き方
無洗米は時短ができ、普通米は好きな銘柄を選べるため、明確に「どっちがいい」というのはありません。
「どっちがいいかな」と悩むあなたも、この記事を読めばより美味しいお米を食べられますよ。
甘くて噛みごたえのある「あきたこまち」の無洗米は全国的に有名ですよね。
洗わずに炊ける無洗米を使うと、日頃の家事への手助けになりますよ♪

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目次
無洗米と普通米はどっちがいい?メリットやデメリット

時間や水を節約したいなら無洗米、こだわりの銘柄がある、少しでも価格を抑えて買いたいなら普通米を選ぶと良いでしょう。
無洗米と普通米、それぞれに違う良さがあるためどっちがいいかは重視するメリットやデメリットによって変わります。
比較しやすい「節約」「銘柄」「価格」の3つに分けて表にまとめてみました!
無洗米 | 普通米 | |
節約 | 水と時間を節約できる | 米をとぐ時間と水道代がかかる |
銘柄 | 選択肢が少ない | 選択肢が豊富 |
価格 | 多少割高 | 低価格で買える |
無洗米のメリットといえば、やはり時短で節水ができる点ですね。
ただし、銘柄の選択肢は増えてきてはいるものの、まだまだ普通米ほどの豊富さはありません。
一概にどっちがいいというのはありませんので、あなたの好みや重視するポイントで選ぶと良いでしょう♪
もう少し詳しくデメリットとメリットを解説していくので、「どっちがいいかな」と悩んでいればぜひお米選びの参考にしてくださいね!
無洗米を普通米と比べた場合のデメリット2つ
無洗米のデメリットを挙げるとしたら、価格と銘柄の数だと言えるでしょう。
SNSなどでは節約のために無洗米を選ばず普通米を買っているという声も多くあります。
・価格が割高で売られていて買いにくい
・銘柄が限られていて普通米よりも種類が少ない
無洗米と聞くと、まず価格が割高なイメージがありませんか?
確かに無洗米は普通米から肌ヌカを取り除く工程が必要なので、その分販売価格が高くなっています。
しかし先程述べたように、無洗米は肌ヌカが取り除かれて1粒のかさが減るため、実は同じ5kgの普通米よりも粒の数が多く入っています。
なので正味量で計算すれば、無洗米が一概に高いということはありませんよ。
銘柄についても数が少ないのは確かにデメリットですが、ブレンド米を含めて無洗米の生産が増えています。

スーパーでも無洗米の銘柄が多く販売されるようになってきていますよ。
特に「こしひかり」や「あきたこまち」などの広く流通しているお米では、無洗米を販売していることも多いです。
さらに銘柄が増えていけば、様々な無洗米の銘柄の中から自分の好みに合う物を見つけられそうですね!
無洗米を普通米と比べた場合のメリット4つ

無洗米は、特殊な加工で肌ヌカを完全に取り除いているのでお米を研ぐ必要がなく、そのままの状態で炊飯できます。
無洗米はデメリットよりも、実はメリットの方が多くあるのをご存じでしょうか!
メリットを知って上手に活用すれば、時短家事の味方になってくれますよ♪
・水で研ぐ時間や水道代の節約になる
・保存期間が比較的長い
・水で洗い流さないのでお米に栄養成分が残っている
・とぎ汁に含まれる成分の排水が出ないので環境にやさしい
水道代の節水や研ぐ手間がかからないというのは、やはり嬉しいですよね。
栄養が流れ出ることもなくキープされるので、家族にも安心して食べさせられます。
また、肌ヌカを取り除いた状態だと酸化するスピードも遅くなり、普通米に比べて保存期間が少し長持ちするという特徴があります。

とぎ汁の排水もないから、環境のことを考えて無洗米にしようかな♪
無洗米はデメリットよりもメリットが多いので、特に時短や手軽さを求めるなら、ぜひ使ってみてくださいね。
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無洗米と普通米の違いを5つ紹介!詳しく解説

無洗米と普通米とでは主に5つの違いがあります。

普通米から無洗米に変えようか迷っているけど、違いがよくわからない。
見た目はほとんど同じですが、違いを5つを挙げると以下のようになります。
・栄養面
・味
・水の量
・保存期間
・価格
一部では「無洗米は危険だ」とまで言われる場合もありますが、そのようなことは一切ありませんよ。
そんなネガティブなイメージを持たれることもある無洗米ですが、まずは特徴や製法を紹介しますね。
栄養面の違いは?
無洗米は普通米よりもビタミンが多い分、栄養価が高いと言えるでしょう。
無洗米と普通米の100gあたりの栄養価を以下にまとめています。
普通米 | 無洗米 | |
タンパク質 | 5.1g | 4.9g |
炭水化物 | 79.6g | 77.8g |
脂質 | 1.0g | 1.0g |
灰文 | 0.2g | 0.2g |
ビタミンB1 | 0.03mg | 0.05mg |
ナイアシン | 0.24mg | 0.44mg |
炭水化物やたんぱく質はほとんど変わらず、脂質についてもあまり差がありません。
しかし無洗米は水で研がず、水溶性のビタミンのビタミンB1やナイアシンなどの栄養が流出しないので、普通米の約2倍あると言われています。
ビタミンが普通米より豊富なぶん、無洗米の方が栄養価は高いといえるでしょう。
味の違いは?
無洗米は洗いすぎによる「旨み層」の流失が抑えられ、普通米と変わらず美味しい状態で食べられます。
さらに、肌ヌカを取り除くことで水の吸水阻害がなくなるので、1粒1粒に水分が行き届き、美味しさを最大限に引き出せます。
もし、無洗米がまずいと感じられる原因があるとすれば、炊き方やブランド力の低い安価なお米を選んでいるからかもしれません。
無洗米でもコシヒカリなど、ブランド力の高い銘柄の物も多く作られるようになってきていますよ。
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保存期間は?
気温や湿度に左右されますが、美味しく味わえる期間の目安は精米後1~2ヶ月程度です。
お米には賞味期限の表示がありませんが、鮮度は精米直後から日々落ちていきます。
賞味期限の代わりに「精米年月日」が記載されているため、そこから1~2ヶ月とするのがよいでしょう。
無洗米は、お米の劣化を促進させる肌ヌカを精米直後に素早く取り除いているので、普通米に比べて少し日持ちがしやすいですよ。
- 15°C以下の冷暗所で保存
- 小分けにし密閉性のあるビンやボトルに入れて冷蔵庫で保存
お米は野菜と同じ農作物のため、冷暗所で保存するのが最適です。
精米後のお米は空気に触れると酸化してしまうため、品質を維持するなら食べられる量をこまめに購入すると良いでしょう。
また、米袋のまま未開封の場合でも、お米の袋には通気性をよくするため小さな穴があいている場合があるので、なるべく早めに食べきることをオススメします♪
どうしても食べきれない場合は、小分けにして密閉性のあるビンやボトルに入れて冷蔵庫で保存するのが良いでしょう。
水の量は?
無洗米と普通米では炊飯時の水の量が違い、無洗米の方が少し多くなります。
無洗米は肌ヌカを取り除いているため、普通米と比べると1つの粒が小さくなります。
したがって普通米用の計量カップで測ると、5%ほど無洗米の方が多くなってしまう事をご存知でしょうか。
- 普通米→米と水の割合が1:1.2 (お米1合に対して水200cc)
- 無洗米→米と水の割合が1:3~1.4程度 (お米1合に対して水230cc)
普通米の時と同じ水量で無洗米を炊くと水の量が足りなくなるので、お米が硬くパサパサした食感に仕上がってしまいます。
無洗米を美味しく炊くためには普通米よりも少し多い水で炊くのがポイントですよ。

価格は?
無洗米の方が高く売られていますが、無洗米と普通米の実際の値段差というものはほとんどありません。
一般的に無洗米は、同じ銘柄でも普通米よりも少し価格が高く、5kgあたり100~200円ほど高い値段で販売されていますよね。

無洗米の方が手間がかかっている分、高いイメージだけど・・・。
確かに単価で考えた場合、同じ銘柄で同じ重さのお米を比べると、精米の工程が多いことから、無洗米の方が高いです。
しかし、無洗米は肌ヌカを取り除いているので普通米に比べて1粒のかさが減ります。
つまり同じ5kgのお米で比べた場合、無洗米は普通米よりお米の数が多く入っていることになります。
そのことを考慮して、正味量で計算するとしたら、無洗米と普通米にほとんど金額差はないと考えられるでしょう。
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無洗米や普通米の一合を美味しく炊くコツは水加減

せっかくお米を買うなら、家でも美味しく炊いて食べたいですよね。
お米の美味しい炊き方は、水加減やお米を浸す時間(浸漬)が大切です。
ここでは無洗米と普通米の一合分を美味しく炊く方法の重要ポイントを紹介します。
- 水加減に気をつける
- お米に浸す時間は長くしすぎない
炊飯器の内側にメモリが書いてあるものの、ベストな水加減が難しいと感じたことはありませんか?
炊き方のコツを掴めば、美味しいご飯ができますよ♪
無洗米の美味しい炊き方
無洗米は水で研ぐ必要がありませんが、水加減や浸す時間には注意しましょう。
美味しい炊き上がりにするための工程を3つ紹介しますよ。
①水加減がコツ
無洗米の炊き方のコツは水加減で、お米と水の比率を1:1.3~1.4を目安に調整するのがポイントです。
無洗米は肌ヌカが付いてない分、1カップに入るお米の数が普通米より多くなるので、水の量も少し増やす必要があります。
逆に水を入れすぎると、炊き上がったお米がベチャベチャになってしまいますよ。
炊飯器の普通米の一合目盛りに合わせて水を入れた後、さらにお米1カップあたり大さじ1~2杯の水を加える。
もし炊飯器に無洗米用の目盛りがある場合は、目盛り通りに合わせて水加減を調整してくださいね。

②お米を水に浸す時間(浸漬)
炊く前に水に浸すことがとても大切で、最低30分(冬場なら1時間)浸すようにしましょう。
しばらく浸すことでお米の芯まで水がたっぷり浸透し、炊き増えしてふっくらと炊き上がりますよ。

水に浸さずにすぐ炊くと食感が硬くて美味しくないので、しっかりと漬けるておくのがオススメですよ。
またお米は水を含む量に限りがあるため逆に長く漬けすぎると、デンプン層が流出してベタつきの原因になってしまいます。
長くても90分までにした方がお米がベタつくことなく炊けます。
水に浸す際は温度が低いほうが好ましいので、夏場だったら冷蔵庫に入れて時間を置くと、さらに良いでしょう♪
冷蔵庫に入れておけば、雑菌も繁殖しにくくなるのでオススメです。
③炊き方での工夫
炊飯器の種類によっては、「無洗米モード」の機能があるので利用するのが良いでしょう。
無洗米モードを使うと予熱時間が長くなり低温でじっくりと炊き上げるので、より美味しく仕上がります。
炊き上がったら10~15分程度そのまま蒸らすことで、もっちりとした食感に仕上がります。
この蒸らし時間を設けることで、より美味しい無洗米のご飯を楽しめるでしょう!
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普通米の美味しい炊き方
普通米の美味しい炊き方のポイントはお米の研ぎ方です。
- 水で研いで肌ヌカをしっかり落とす
- 水加減に気をつける
普通米も無洗米同様、水加減に注意することでより美味しく炊けますよ♪
①肌ヌカを水でしっかり落とす
普通米はお米の研ぎ方が、美味しさの第一につながります。
最初はたっぷりの水で素早くすすぎ、あとは少量の水に浸して、手のひらで押すようにして研ぐのがポイントですよ。
冬場などに水が冷たいからと言って、しゃもじなど使って研ぐと、お米が欠けてしまうのでお勧めしません。

冬は水が冷たくて、つい泡立て器でお米を研いて済ませてた…
基本的には冷たい水で研ぐようにして、お湯はベタつきの原因になるので止めましょう。
また、冬場は乾燥による静電気でヌカの付着が多くなるので、洗いを1回分多くすると良いでしょう!
精白技術が進んで肌ヌカの量は減ってきていますが、十分に取り除くかどうかで普通米のご飯の味を左右する大切な工程です。
②水加減に気をつける
お米と水の比率は1:1.2で、一合なら200ccが必要です。
お米も水も正確に計ることが大切で、お米はカップに対してすり切りでピッタリとなるように心がけましょう。
あとは好みに合わせて硬さを調整しますが、極端に水の量を変えると美味しくならないので注意が必要です。
無洗米も普通米も水加減や浸水時間に気をつけると、水分をしっかり含んだ美味しいご飯が炊けますよ♪

美味しいご飯の炊き方を参考にして、毎日の食事を楽しみましょう!
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無洗米と普通米どっちがいい?のまとめ

- どっちがいいというのはないが、時間と水を節約するなら無洗米、銘柄や価格で選ぶなら普通米がオススメ
- 無洗米は普通米に比べて割高だが、1粒のカサが減るため正味量で計算すればそこまで差がない
- 無洗米のメリットは、時間や水の節約、保存期間が長い、栄養成分が流れない、とぎ汁の排水がないため環境にやさしいの4つがある
- 栄養面では無洗米の方が普通米よりもビタミンがより多い
- 無洗米は洗いすぎによる旨み層の流出が抑えられ、普通米と変わらず美味しく食べられる
- 無洗米は、お米の劣化を促進させる肌ヌカを取り除いているため、日持ちしやすい
- 無洗米と普通米では炊飯時の水の量が違い、無洗米の方が少し多くなる
- 無洗米も普通米も美味しく炊くには、水加減やお米を浸す時間(浸漬)が大切
無洗米と普通米の特徴や違い、美味しい炊き方などを紹介しました。
明確にどっちがいいというのはありませんので、あなたの好みやこだわりで選ぶと良いでしょう。
様々なメリットがある無洗米ですが、やっぱり食べ慣れている普通米のほうが好き、と思うかもしれません。
無洗米と普通米のどっちがいいかは人によってそれぞれ違うので、あなたの好みに合うお米を見つけて、毎日の食生活をより豊かにしましょう!
炊いたお米をきれいに盛り付けるなら、ご飯がくっ付かないしゃもじを使いましょう!
こちらのしゃもじはご飯がくっ付きにくくフチが薄いので、炊き上がった後もきれいに混ぜられます。
縦置きで自立もできるので、必要な時にサッと使えて時短にもなりますよ♪

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