ハンドリガードは赤ちゃんが生後2~4ヶ月頃から始まります。
- ハンドリガードはいつから始まるの?
- うちの子まだしないんだけど大丈夫なのかな?
- ハンドリガードをしないと発達に問題があるのかな?
子育てをしているといつからハンドリガードが始まるのか不安になってしまうママも多いですよね。
そんなハンドリガードは赤ちゃんの成長の上で重要な意味を持つといわれています。
また、ハンドリガードとはいつまで見られるのか、どんなしぐさなのかも体験談も踏まえてご紹介しますね。
ハンドリガードが始まったら、赤ちゃんに安心なガラガラを選びましょう。
このガラガラは口に入れても安全で、優しい音で五感を刺激するのにぴったりのおもちゃです♪
目次
ハンドリガードはいつからいつまで見られる?
ハンドリガードは生後2~4ヶ月頃から見られます。
成長過程で重要と言われるハンドリガードがいつからいつまで見られるのか説明していきますね。
ハンドリガードは生後2~4ヶ月頃から見られる
赤ちゃんのハンドリガードが見られるのは生後2~4ヶ月ごろが多いと言われています。
起きている時間が長くなって視力が向上し、自分の手を認識しだすことによって始まります。
赤ちゃんの気持ちとしては「なんだこれ?!なんか急にでてきたけど!」「え?なんでここにあるの?近くない?」といったところでしょうか(笑)
赤ちゃんは自分の手を身体の一部だと気づいていないのでいきなり目の前に出てきた「なにか」の状態です。
やがてそれを自分の意志で動かせることに気づきます。
自由に動くその「なにか」を知るために、口の方へもっていき、なめたりすることで認識するようになるのです。
ハンドリガードはいつまで見られる?
ハンドリガードははじめてから長くても3ヶ月程で、赤ちゃんの成長とともに見られなくなってしまうことが多いようです。
赤ちゃんはものすごいスピードで成長するため、日々できることが増えていきますよね。
赤ちゃんの興味と行動の範囲が広がっていくにつれて、ハンドリガードは段々見られなくなります。
「声を出して笑った」「寝返りを打った」と喜ぶうちにいつの間にか終わってしまうことがほとんどででしょう。
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ハンドリガードとは?しぐさや成長のサインについて紹介
赤ちゃんがするハンドリガードとは、自分の手(hand)をじっと見つめる(regard)という意味です。
ハンドリガードの主なしぐさや成長のサインについて紹介していきますね。
ハンドリガードでよくあるしぐさ
自分の手の存在に気づいて興味を持つことで行う様々なしぐさをハンドリガードと言います。
ハンドリガードでよくあるしぐさは以下のようなものです。
- 自分の手をじっと見つめる
- 髪の毛を触るようなしぐさをした後に手のひらを見つめる
- 手を上げたり下ろしたり繰り返す
- 手をグーにしたりパーにしたりを繰り返す
- ゆらゆら手を揺らす
- 手や指、拳を口の中に入れて舐める
また赤ちゃんによっては足も同じように認識し、手で持って遊んだり、足を口に入れて舐めたりするのをフットリガードといいます。
そのポーズは中々に衝撃的で、大人では真似できません!!(笑)
その後によくあるしぐさとして、拳しゃぶりや指なめがあります。これもハンドリガードの1つです。
拳をしゃぶったり、指をなめたりすることで、口と手を使い、感覚を確かめているんですね。
赤ちゃんはこれらのしぐさを通じて手足を確認していると考えられています。
ハンドリガードは赤ちゃんの成長のサイン
ハンドリガードは、可愛いだけではなく赤ちゃんにとって非常に大事な意味のあるしぐさなのです。
とても可愛いしぐさで期間限定…見逃したくない、写真や動画に残したい、と思うご家族も多いですよね♪
ぷくぷくの手をじっと見つめる姿が愛らしいハンドリガード。実は赤ちゃんの成長のサインでもあります。
それぞれ詳しく説明していきますね。
感覚の発達
ハンドリガードが見られた後、赤ちゃんは手指を認識して手のひらの間隔が発達してくると言われています。
自分の手の存在に気づき、徐々に手を動かしたり自由に使えるようになっていくのですよ。
手のひらの触感も発達し、そうするとおもちゃやシーツの質感を理解できるようになります。
見る力の発達
手をじっと見つめていることから、見る力が発達しているのもわかります。
生まれたばかりの赤ちゃんは、あまり目がよくありません。
ハンドリガードをするようになったのは、様々な色や形を認識し、動くものを捉えられる様になったからです。
動かす力の発達
ハンドリガードには体を動かす力を発達させるのにも役立ちます。
仰向けで寝ている赤ちゃんがハンドリガードをするには、「手が目の前にくるように、腕を持ち上げる」という動作が必要です。
目の前で両手を握ってみたり、口へ持っていこうとしたりするのも、「手を自分の意志で動かせるようになった」という成長のサインです。
好奇心の発達
ハンドリガードは、成長において重要な好奇心の発達にも役立ちます。
生まれて初めて手が目に入った時、赤ちゃんはそれが自分の手だとは理解していません。
「これはなに??」という思いで、見つめる目は真剣そのものです。
ハンドリガードは赤ちゃんの「知りたい」という好奇心の発達を表すしぐさでもあるのです。
ハンドリガードが見られた後の様子
ハンドリガードが見られた後、赤ちゃんは手指を認識し、意識的に動かすようになっていくでしょう。
赤ちゃんの手のひらにママやパパが指をおくと、ぎゅっと握り返すような反応を示すこともあります。
生まれつき備わっている原始反射の一つで「把握反射」といいます。
自分の手の動きを自分の目で確認できるようになり、動くものを目で追う「追視」がはじまります。
生後3ヶ月頃
生後3ヶ月頃になるとハンドリガードのほかに身近にあるおもちゃを口の方にもっていき、なめたりしゃぶったりします。
手のひらの感覚の発達により、「ざらざら」や「ふわふわ」といった感触を感じられるようになるのもこの頃からだと言われています。
生後4~5ヶ月頃
生後4~5ヶ月頃には目で見たものに興味を示し、手をつかんで伸ばしたりおもちゃを握ったりするのが上手になります。
徐々に五感が発達することで、手のひらを握ったり、指を広げたりを繰り返してできるようになります。
あやすと笑うだけではなく、手足をバタバタとさせて体全体で感情を表すようになります。
怒っている時も同様なので、泣きながら手足をバタバタさせます(笑)
生後6~7ヶ月頃
生後6~7ヶ月頃には手の指の機能が発達し、手指が開けるようになったり、左右別々に手を動かしたりできるようになります。
お気に入りのおもちゃを選んで手に取り、触ったり口に入れたりすることも。
その後右手と左手に別々のおもちゃを持ったり、持ち替えたりしながら両手で遊べるようになります。
この頃には足や腰など他の器官も大きく成長をしていることから、おすわりやはいはいをするようになっています。
距離感が掴めるようになり、自分の意思で色々な動きができるようになるため、好奇心も旺盛になります。
ハンドリガードをしない赤ちゃんもいるって本当?
ハンドリガードを全くしないで成長する赤ちゃんもいれば、生後2ヶ月や5ヶ月でする子もいます。
私の実体験やしない時のおすすめの方法も紹介していきますね♪
ハンドリガードをしないのは?
ハンドリガードは赤ちゃんの発達段階の中で大切なしぐさですが、成長の過程は個人差があるので焦る必要はありません。
あくまで「成長過程においてよく見られるしぐさ」だと思ってください。
自分の手よりも周囲にあるお母さんの顔やおもちゃに興味がある子もいます。色んな子がいて、それは大切な個性です。
「動くものを目で追いかけている」「手を動かして何か掴もうとしている」というしぐさがあれば、心配しなくても大丈夫。
我が子のハンドリガードは3ヶ月も終わりの頃。一度だけそれっぽい動きに「おぉぉ!」となったものの、その後も中々見せてくれませんでした。
また見せてほしい、どうしてやってくれないのかな、ともやもやした気持ちでいました。
ある日夫から「夜中に私が仮眠を取っている時にずっとやっていたよ♪」と笑顔で報告があった時は体中から力が抜けてしまいました。
必要以上に気負っていたのですね。あまり心配しなくてもたまたま目を離している時にやっていた、なんてことも多いと思いですよ♪
ハンドリガードをしない時はスキンシップを
ハンドリガードをしない時はスキンシップをとってみるのがおすすめです。
心配しなくてもいいとはいえやっぱり気になるし、何より見たい!と思うママもいますよね。
赤ちゃんの手を優しく持って、手遊び歌をしてみたり、赤ちゃんの目の前で手を優しくマッサージしてあげたりするのがおすすめです。
外部からの刺激を与えてあげることで、赤ちゃんの触覚や好奇心が刺激され、感覚の統合が進み、発達が促されます。
それがきっかけでハンドリガードをするようになるかもしれませんし、赤ちゃんとの楽しいスキンシップは積極的に行ってみてほしいです。
またどうしても心配な時は、お住まいの自治体や小児科に相談してみましょう。
お母さんの心の健康は、赤ちゃんの健康と成長に欠かせませんからね。
ハンドリガードはいつから見られるかのまとめ
- 赤ちゃんのハンドリガードが見られるのは生後2~4ヶ月ごろが多いと言われている
- ハンドリガードはいつまでも見られるわけではなくはじめてから長くても3ヶ月程度
- ハンドリガードは、赤ちゃんの成長とともにいつの間にか見られなくなってしまう
- 赤ちゃんのハンドリガードとは、自分の手(hand)をじっと見つめる(regard)という意味
- 主なしぐさは、手を上げたり下ろしたり、手や拳を口の中に入れて舐めたりすることが多い
- ハンドリガードは、感覚や見る力、身体を動かす力などの発達に役立っている
- ハンドリガードは赤ちゃんの発達段階の中で大切なしぐさで、成長の過程は個人差があるので焦る必要はない
- ハンドリガードをしない時はスキンシップをとってみるのがおすすめ
赤ちゃんのハンドリガードがいつからいつまで見られるかわかりましたね。
がハンドリガードをしている姿を見かけたら「どんなことを考えているのかな?」と想像しながら眺めてみるのもいいですね。
ハンドリガードをしなかったとしても、不安にならず「見られたらラッキー」といった気持ちで、ゆったりと成長を見守りましょう。
産まれて初めてさわるおもちゃは赤ちゃんにとっては初めての友達です。
日本製で安心の肌にも優しいガラガラで成長を見守ってくれます♪
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