あなたはワンオペ育児というワードを聞いたことはありますか?
ワンオペ育児とは子育てをすべて1人で行っている場合に使います。
ではほとんどの子育てを1人で行っているママはワンオペ育児にはならないのでしょうか?そう思うことは勘違いでしょうか?
ワンオペ育児を勘違いしたまま発言すると、マウントを取っていると思われることもあるのでしっかり理解したうえで発言しましょう。
発言したことで勘違いされて、さらに疲れたくはないですよね。
また、育児に疲れそうなときにおすすめのストレス解消法も紹介していますので最後までぜひ読んでくださいね。
この記事を読んであなたが子どもと笑顔で過ごすことが多くなりますように。
目次
ワンオペ育児を勘違いしていない?もとの由来も説明

[ワンオペ]というワードが世間で知られるようになってから、子育てを1人で行っている状態を[ワンオペ育児]と呼ぶようになりました。
もともと[ワンオペ]とは[ワンオペレーション]の略で、飲食店などで深夜の時間帯に1人ですべての仕事をこなす状況を指していました。

勘違いしないためにも、どこからがワンオペ育児って呼ぶのか知っておきたい!
夫が単身赴任であったり、シングルで子育てをしている場合は1人で育児をしないといけないのでワンオペ育児になります。
しかし、夫が自宅にいても育児に協力しなくて不満を持った場合はワンオペ育児の状態になってしまうでしょう。
私は夫の勤務時間が長い理由もあって、ご飯の準備やお風呂など数えきれない育児をほぼ1人で行っています。
ふと、「私ってワンオペ育児なのかな?」と気になりました。
ワンオペ育児を勘違いしないように、どこからがワンオペ育児なのか?調べてみました。
- 夫が早朝から夜遅くまで働いている
- 子どもの送迎をいつもしている
- 1人で出かけることがない
- 子育てで実家の協力が難しい
大きく4つに分けてみました。1つずつ説明していきますね。
夫が早朝から夜遅くまで働いている
夫が早朝から夜遅くまで働いている場合、ワンオペ育児と呼べるでしょう。
子どもが起きる前に夫が仕事に行き、子どもが寝たあとに夫が帰ってくるのが当たり前の場合は子どもの世話はすべて妻であるママがしないといけませんよね。
ママも働いていて共働きであれば更に負担は大きくなってしまいます。
子どもの送迎をいつもしている
当たり前に毎日子供の送迎をしている場合もワンオペ育児と呼べるでしょう。
子どもの送り迎えは無条件でママの仕事になっていませんか?
保育園や習い事の送迎をいつもあなたがしている場合、かなり負担を感じているはずです。
1人で出かけることがない
子どもの育児が理由で1人で出かけることがない場合もワンオペ育児です。
ママにも1人の時間は大切です。[1人の時間がないかも?]と思うことはないですか?
友達とランチに行ったり、美容院へ行ったり、ママだって1人で出かけたいことはありますよね。
しかし子どもがいると、1人で出かけることがほとんどなくなります。
1人で出かけたくても出かけられない状況が長く続くと、ストレスを感じてしまいます。
子育てで実家の協力が難しい
近くに両親など頼れる人がいない場合、ワンオペ育児になることがあります。
両親が近くにいなくても夫に頼ればいよいのですが、家事や育児に協力してくれない夫だと結果的にワンオペ育児になっていることもあります。
私もあてはまるものはあったものの、育児全部を1人で行っているわけではないのでワンオペ育児とは呼べないようです。
でも[私ばっかり育児をしていてつらいよ!]と思うときはよくあります。
このようにワンオペ育児の境界線ははっきり分かりませんし、ママの負担が大きい家庭がほとんどです。
1人で育児をすることが多くて話を聞いてもらいたいのはとても分かります。
しかしワンオペ育児というワードを使って話すと、ワンオペ育児の境界線がみんな違うため相手に勘違いされやすいのでおすすめしません。
話を聞いてもらうときは、言葉を選びながら話してみましょう。
【ワンオペ育児】発言は勘違いされやすい?共働きは大変?

[ワンオペ育児]のワードを使って発信している場合、相手が勘違いして[うざい]と思われることもあります。
なぜ[うざい]と思われてしまうのか?SNSを見てみると、
- ワンオペ育児で大変アピールがうざい
- そのくらい共働きママでもやっている
働きながらワンオペ育児をしているママも多いので、ダイレクトに[ワンオペ育児だから大変!]と友達に話したり、SNSに発信するのは要注意です。
ワンオペ育児の考え方はそれぞれ違うので、甘えやマウントと受け取られることが多いようです。
私も愚痴を聞いてもらってストレス解消をするのですが、言い方には注意するようにしています。

子供のお世話をほぼ1人でしてるからきついんだよね。
あなたはどうやってストレス解消してる?
このように相談する感じで、ほぼワンオペ育児をしていてつらいことを打ち明けたりしています。
共働き、専業主婦どちらにとっても育児は大変なことですよね。
だからこそ[私だけ頑張っている!]と勘違いさせるような発言は避けたほうがよいでしょう。
言葉を少し変えるだけで勘違いも防げるので、相手の気持ちになって言葉選びをすることもおすすめですよ。
共働きでワンオペ育児をしているママの苦悩とは?
子どもがいる家庭でも共働きの夫婦が多くなってきていますが、ほとんどの家事を妻であるママが頑張っているのが現状です。
1人の時間をほとんど持たずに、短い睡眠時間でスケジュールをこなしている共働きママ。
ふとした瞬間に[もう無理]と限界を感じる人も多いです。
その限界は心身ともに疲れてしまっている証拠です。
私も10年ほどフルタイムでワンオペ育児をしていたのですが、終わりのない家事と、思ったとおりに行動してくれない子どものお世話で毎日バタバタ!
特に平日は帰宅したら寝るまで立って家事育児をしていたのでグッタリしていました。
疲れたときは割り切って夜ご飯をお惣菜に頼ったり、家事の手抜きをしながら過ごすのもおすすめですよ。
ワンオペ育児に疲れたときのリフレッシュ方法4選!

ワンオペ育児かも?と不満に思って悩んでいると疲れたりしませんか?
ワンオペ育児だと勘違いして悩んでいたら余計に疲れるので、考えこむ前にストレスを解消するのが1番です!
おすすめのストレス解消法を4つ紹介しますね♪
- 育児に少し疲れたことを夫に打ち明けてみる
- 疲れたときは思い切って一時保育やファミリーサポートを利用してみる
- 気軽に子育ての悩みを話せる友達を作る
- 完璧を目指さない
おすすめ4選をこれから詳しく紹介していきますね。
育児に少し疲れたことを夫に打ち明けてみる
1人で子育てをして不満に思わないために、できるなら夫の協力を得るのが1番です!
[大変な状況は言わないでも分かってほしい][察してほしい]と思っていてもなかなか相手には伝わりにくいものです。ただ黙って気付いてもらえるのを待っていたら、怒っていると勘違いされてけんかになることもありませんか?我が家は昔よくありました(笑)。
おすすめは夫に、[子どもと遊んでくれたら嬉しいな][お迎えに行ってくれたら助かるな]など、何をしてほしいかを具体的に伝えてみましょう。
子どもの世話にあまり慣れていない夫は失敗することもあります。しかし、大目に見るのもとても大事ですよ。
夫がしてくれたときには[ありがとう]の言葉も忘れないようにしましょうね。
疲れたときは思い切って一時保育やファミリーサポートを利用してみる
子どもを実家に預けられない場合、一時保育があるととても助かります。
あらかじめ家の近所で、一時保育が利用できる保育所をリサーチしておきましょう。
また、ファミリーサポートセンターを利用する方法もありますよ。
ファミリーサポートセンターは市町村ごとに設けられている援助組織です。
[子育てを援助したい会員]と[援助してもらいたい会員]が地域のなかで育児の助け合いを行っていきます。ファミリーサポートに登録しておくと、子どもを預かってもらいたいときにとても助かるのでおすすめです。
気軽に子育ての悩みを話せる友達を作る
気軽に子育ての悩みを話せる友達を作るのもおすすめです。
近くに同じように子育てをしている仲間がいたら、心強いものです。
ママ友付き合いにはめんどうなこともありますが、よいところもたくさんあります。
そしてあなたと同じような悩みを持っている人はたくさんいます。
公園で遊んでいる子どものママに話しかけてみたり、育児サークルに参加したりして、交友範囲を広げてみましょう。
私は保育園でなんでも話せるママ友ができました。
ワンオペ育児の悩みを話したときは、[分かる!うちも同じだよ!]と共感してくれてもやもやしていた気持ちがすっきりしました。
また勘違いで発言してしまったときも、間違っていることを優しく教えてくれるような友達を作ると気付きも多くなるのでおすすめします。
完璧を目指さない
あなたは真面目で几帳面な性格ですか?子育ても完璧にやろうとしていませんか?
育児に完璧を求めると、あなたも子どもも辛くなります。
子どもの近くにいるママが完璧を求めていつもピリピリしていると、子どもも不安定になってしまうおそれがあります。
少し手抜きをしてもママがいつも笑顔でいることが、子どもにとってよい環境ですよ♪
ワンオペ育児の勘違いに注意!まとめ

- [ワンオペ]というワードが世間で知られるようになってから、子育てを1人で行っている状態を[ワンオペ育児]と呼ぶようになった
- ワンオペ育児を勘違いして発信している場合、[うざい]と思われることもある
- 子どもがいる家庭でも共働きの夫婦が多くなってきているが、ほとんどの家事を妻であるママが頑張っているのが現状
- ワンオペ育児かも?と考え過ぎたり、勘違いしていると指摘されて疲れる前に、ストレスを解消するのが1番おすすめ
- 1人で子育てをして不満に思う前にできるなら夫の協力を得るのが1番よい
- 育児に完璧を求めると家族全員が辛くなるので、少し手抜きをしながらママが笑顔でいることが子どもにとってよい環境になる
ワンオペ育児だ!とそのまま発言すると[マウントをとっている]、[考えが甘い]などと勘違いされやすいので、あまりおすすめできません。
育児に疲れることは誰でもあります。そんなときは色々考えこまずに、あなたなりのストレス解消法を見つけて楽しく過ごしてみてくださいね。
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