子どもが苦手な食べ物で吐く場合があるので無理に食べさせるのはおすすめできません。
子どもに苦手な食べ物を食べさせたいけど、どうしたらいい?
まずは、子どもが苦手な食べ物を吐く理由を親がしっかり理解してあげましょう。
子どもが苦手な食べ物を残したときに怒ってしまい、まったく食べてもらえなくなった時期が私にもあります。
この記事では子どもが苦手な食べ物を吐く理由や克服方法を解説しています。
苦手な食べ物を無理に食べさせ続けると、悪化して偏食になる可能性があります。
記事を読んで、あなたと子どもが楽しく食事の時間を過ごせますように。
子どもが苦手な食べ物を食べない、偏食で困っているあなたへ【食べない子が変わる魔法の言葉】の本をおすすめします。
「子どもが食べないことに悩むより、まずは親の心構えが一番大事なんだと分かりました。」などの口コミもありました。
この本を読むと、別の角度で子どもの偏食と向き合っていけますよ。
目次
子どもが苦手な食べ物で吐く理由を理解してあげよう
子どもが苦手な食べ物で吐く理由を親がしっかり理解してあげましょう。
吐く理由は大きく3つ挙げられます。1つずつ解説していきますね。
苦手(嫌い)な食べ物だから
苦手(嫌い)な食べ物があるだけで気持ち悪くなって吐くこともあります。
まずは、子どもが苦手な食べ物を見るだけで気持ち悪くなるのだと理解してあげましょう。
親に注目して欲しいから
親が「体調を崩した?」と注目してくれるから吐くこともあるそうです。
食事中に子どもが吐いたら、親は心配になって過剰に反応しますよね。
子どもは注目してくれるのが嬉しくて、吐くことを繰り返し行ってしまいます。
食事中吐くことが習慣になって癖になると良くないので、大げさに反応しないように注意しましょう。
食事が精神的なストレスになっているから
食事そのものが子どもにとって精神的なストレスになっている場合もあります。
子どもが食べたくないから、わざと苦手な食べ物を吐いていると思って、「ちゃんと食べなさい」や「わざとしないよ」と言っていませんか?
このような声掛けが食べることへのストレスになってしまい、吐く原因を作るようです。
子どもは、【食べないといけない、食べないと怒られる】と思いこんでしまい、ストレスになって食事を楽しめなくなっていきます。
食事中に苦手な食べ物で苦戦しているときは、「無理しなくていいよ」や「少しだけ食べてみる?」など子どもに寄り添った声掛けをしてみましょう。
まずは子どもがなぜ食べられないのか?親がしっかり理解して寄り添うことが大切ですよ。
子どもが苦手な食べ物を嫌いな理由は偏食のせい?
子どもが嫌いな食べ物で吐いてしまうのは、偏食が原因のときもあります。
特定の食品を嫌って食べない、もしくは特定の食品ばかり食べるような偏った食事を偏食と呼んでいます。
個人差はありますが、偏食の特徴を5つ説明しますね。
- 食事中によく「おえっ」とえずいたり、食べ物を吐く
- 特定の食べ物を出すと、泣くなどの強い拒否を示す
- 食べ物を細かくなるまで噛むことが難しい
- 食べ物を口に含んだまま、飲み込めない
- 口にしたことがない食べ物を極端に嫌がる
偏食の子どもは嫌いな食べ物が多いので、栄養面が心配になりますよね。
しかし、無理に嫌いなものを食べさせると吐くおそれがあるのでおすすめできません。
では、偏食の子どもとどうやって向き合えばいいのでしょうか?
偏食の子どもとの向き合い方
偏食との向き合い方は、【偏食は絶対にだめ】だと考えないことです。
食べられないものが多いと成長や健康面でとても心配になりますよね。
しかし、体質や感覚が原因で偏食になることが多いので、無理やり食べさせると体が拒絶反応を起こし、吐く可能性があります。
また、トラウマで余計に食べられない状態が続いて、食事自体を楽しめなくなります。
子どもの偏食で悩んだとき、まず【その食品が食べられないと命に関わるのか?】【他の方法で栄養を補えないか?】を考えるといいですよ。
親は悩み過ぎずに、「食べられたらラッキー!」という気持ちで見守るといいかもしれませんね。
子どもが苦手な食べ物ランキング【ワースト10】
最後に、子どもの苦手な食べ物ランキングワースト10を紹介します。
下ごしらえをするだけで食べやすくなる食材もあるので、ぜひ参考にしてくださいね。
【1位】 ゴーヤ
【2位】 ナス
【3位】 レバー
【4位】 セロリ
【5位】 グリーンピース
【6位】 ピーマン
【7位】 トマト
【8位】 アスパラガス
【9位】 脂身の多い肉
【10位】 しいたけ
【1位】ゴーヤ
苦手な食べ物ランキングワースト1位は苦みの強いゴーヤです。
独特の苦みが子どもに嫌われています。しかし、強すぎる苦みをしっかりと取って調理法を工夫すれば、子どもでも食べやすくなりますよ。
私の息子はこの方法でゴーヤをバクバク食べるようになりました♪
また、ゴーヤは油でいためると苦みを感じにくくなります。
ゴーヤチャンプルーを甘辛く味付けすると子どもが好きな味になるのでおすすめですよ。
【2位】ナス
子どもがなぜナスを嫌うのか、理由を聞いてみましょう。
- えぐみがあるから苦手
- ぐにゃっとしているから苦手
- ナスの皮が口に残るから苦手
嫌いな原因に合わせて調理方法を変えてみましょう!
えぐみがあるから苦手
ナスを水にさらしてあく抜きをします。油で炒めると、甘くなってとろっとした食感になります。
ぐにゃっとしているから苦手
ナスの形が残るように、てんぷらや炒め物を作ってみましょう。
焼きナスは果肉がぐにゃっと崩れるのでおすすめしません。
ナスの皮が口に残るから苦手
皮をむいて焼きナスにしたり、薄く切って調理すると、皮を気にせず食べられますよ。
【3位】レバー
レバーは鉄分が豊富なので食べてほしい食材ですが、独特の臭みが嫌われやすいです。
丁寧に下ごしらえをすると、臭みが軽減して食べやすくなりますよ。
私の息子はこの下ごしらえをすると、レバー煮や唐揚げが大好物になりました♪
この下ごしらえをするだけでレバーが食べやすくなるので、ぜひ試してみてくださいね。
【4位】セロリ
セロリは独特な香りがあるので、子どもに嫌われやすいです。
細かく切ったセロリとツナマヨを混ぜたサラダにすると、セロリの香りをあまり感じず食べられますよ。
ちなみに私の子どもたちは、コンソメのセロリスープが大好物です。
スープにしても、セロリの香りをあまり感じないのでぜひ挑戦してみてください♪
【5位】グリーンピース
冷凍食品や缶詰より、新鮮なグリーンピースを使って調理しましょう。
新鮮なグリーンピースは、独特な青臭さがなく食べやすいです。
グリーンピースを素揚げして塩をかけるとおやつとして食べられるのでおすすめですよ!
また、さやから簡単にグリーンピースを取り出せるので、子どもと一緒に料理するきっかけにもなります。
【6位】ピーマン
子どもの苦手な野菜でよく登場するピーマン。青臭さと苦いところが嫌いな理由によく挙げられます。
ゆでて冷凍すると、ピーマンの苦みや青臭さが軽減できますよ。
ピーマンは、炒め物にするとさらに苦みが抑えられるので食べやすいですよ!
【7位】トマト
トマトを嫌う理由も子どもによって違うので、直接聞いてみましょう。
- すっぱいから苦手
- 食感が苦手
- 青臭いから苦手
こちらの3点がよく聞く苦手な理由です。トマトはナスと同じく、原因別に調理方法を変えてみましょう!
すっぱいから苦手
トマトは加熱すると、酸味が和らぎとても甘くなりますよ。
トマトはチーズとの相性もいいので、子どもと一緒に手作りのピザを作るのもおすすめですよ!
子どもの好きな味にして、トマトを食べてもらいましょう。
食感が苦手
食感が苦手な場合、トマトを湯むきして皮をむいたり、種の部分をスプーンで取り除いてみましょう。
また、果肉のざらざらした食感が気になるときは、トマトをつぶしてスープにするといいですよ。
青臭いから苦手
トマトの青臭さは油を使うと気にならなくなります。
ツナマヨでトマトを和えてサラダにすると食べやすくなりますよ。
【8位】アスパラガス
アスパラガスもピーマンと同じく、苦みと青臭さが原因で子どもに嫌われやすいです。
油で調理すると苦みや青臭さが軽減されますよ。
子どもが好みやすいチーズやハムと一緒に春巻きにすると、食感もさくさくで食べやすくなるのでおすすめです。
【9位】脂身の多い肉
脂身の多い肉は冷めると油が白く固まり、べたべたするので苦手な子どもが多いです。
無理に脂身の多い肉を食べさせず、焼き肉は赤身を使ったり、とんかつだったらひれ肉で作るなどお肉の種類を変えてみましょう。
【10位】しいたけ
しいたけの、ぶにゅっとした食感と独特な香りや味が嫌われます。
肉厚でぷっくりと丸い立派なしいたけを選んでみましょう。
また、焼いて食べるとぶにゅっとした食感が軽減されるのでおすすめです。
私の子どもは、しいたけにチーズと醤油を乗せて焼くとたくさん食べてくれます♪
子どもが苦手な食べ物は、ランキングに入っていましたか?
苦手な食べ物も、親子で楽しく料理すると興味を持って食べられるかもしれません。ぜひあなたも試してくださいね!
子どもが苦手な食べ物で吐くことはある?まとめ
- 苦手な食べ物があるだけで気持ち悪くなって吐くことがある
- 親が「体調を崩した?」などと注目してくれるから吐くこともある
- 親から「ちゃんと食べなさい」など言われると、食事そのものが子どもにとって精神的なストレスになってしまう場合もある
- 子どもが食事中に苦手な食べ物で吐いてしまうのは、偏食が原因のときもある
- 偏食との向き合い方は、【偏食は絶対にだめ】だと考えないこと
- ゴーヤ、ナス、レバーなど、苦みや食感、臭みがあるものを子どもは嫌う
- 嫌いな理由を聞いて調理法を変えると食べられるようになることがある
子どもが苦手な食べ物を吐くことがあっても、親は悩み過ぎないようにしましょう。
まず、食事は楽しいことだと感じてもらうことが大切です。
いつか食べてもらえるように、親である私たちは子どもに毎日おいしい食事を用意してあげましょうね。
【食べない子が変わる魔法の言葉】は、別の角度で子どもの偏食と向き合える本です。
「強制させたり条件をつけたりせず、楽しく食べられるようにサポートすることが大事だと分かりました。」などの口コミもあります。
また本を読むことで、親であるあなたの気持ちも楽になれるのでぜひ読んでみてくださいね。
コメント