毎日の離乳食作りが大変。そのまま食べれる食材は何かないの?
プレーンヨーグルトやカッテージチーズ、バナナなどはそのまま食べられますよ。
子育てをしながら毎日の離乳食作り、本当に大変ですよね。
そこで現役保育士の私が、離乳食でそのまま食べれる食材をご紹介!
加熱なし、包丁なしで食べれる食材を紹介するので、毎日の離乳食作りが楽になるはずです!
赤ちゃんはママの笑顔が大好き。上手に手抜きをして、赤ちゃんと笑顔で過ごしましょう♪
こちらのお芋のおやつは、生後6か月からそのまま食べられますよ♪
添加物不使用で原材料はお芋だけ!砂糖も使っておらず、自然な甘味で赤ちゃんにも安心です。
目次
離乳食でそのまま食べれる食材は?時期別に解説!
離乳食でそのまま食べれる食材には、プレーンヨーグルトやカッテージチーズ、バナナなどがあります。
初期食(5~6か月)、中期食(7~8か月)、後期食(9~11か月)の3パターンで詳しく解説!
スーパーでよく売っているおすすめ商品も記載したので、買い物メモとしても使えますよ。
乳製品やバナナなどは、しっかりアレルギーの有無を確認してからあげましょう。
毎日の離乳食作りや買い物などに、ぜひ参考にしてくださいね。
初期はプレーンヨーグルトのみそのままOK!加熱が基本
離乳食の初期食(5~6か月)はプレーンヨーグルトのみ、そのまま食べられます。
まだ口の中で食べ物を押しつぶす力はないため、基本的には加熱や裏ごしをしてあげましょう。
加熱や裏ごしが大変なら、初期食から使える野菜パウダーなどを使うと良いですよ。
5~6か月はまだまだミルクや母乳から栄養を取っています。忙しいなら無理しなくてOK!
こちらの商品はお湯をかけるだけで、ほうれん草やブロッコリーのペーストができます!
「ベビーフードは味付けが気になる」というあなたにもおすすめです♪
中期はカッテージチーズやバナナもOK!果物は小さめに
離乳食の中期食(7~8か月)はカッテージチーズやバナナもそのまま食べられます。
お豆腐くらいの柔らかさであれば、口の中で小さくつぶして飲み込む力がついてきていますよ。
バナナ、いちご、みかんであれば包丁を使わず食べれるので、外出先でも便利な食材です!
果物は甘くてビタミンも豊富。赤ちゃんでも食べやすいので、上手に取り入れたいですね。
後期は食パンやひきわり納豆も!3回食は上手に手抜き
離乳食の後期食(9~11か月)は食パンやひきわり納豆などもそのまま食べられます!
パンは水分を含みやすく、喉に詰まらせる可能性もあるので、注意しながらあげてくださいね。
食事も3回食になり、余計に準備が大変になる時期ですよね。
食パンとカッテージチーズにいちごやバナナなど、組み合わせを考えれば栄養もばっちり!
そのまま食べれる食材を使って、1食が完成しますよ。
ママの休息も大事です!そのまま食べれる食材を上手に取り入れてくださいね。
離乳食でそのまま納豆はOK?ひと手間で栄養満点な食材!
納豆やお豆腐、しらすは、レンチンなどひと手間加えれば食べられます!
こちらでは、ちょっとしたひと手間で食べれる食材をご紹介しますね。
お皿に移してレンジでチン、お湯をかけるなど、とっても簡単!ママの負担も少ないですよ。
栄養も満点でぜひ取り入れたい食材ばかりなので、ぜひチェックしてくださいね。
ひきわり納豆なら後期はそのまま!中期はレンチンでOK
ひきわり納豆なら後期はそのままでOK、中期はレンチンすれば食べられますよ。
普通の粒の納豆をあげる場合は、ひきわりのように刻むかつぶしましょう。
お皿に納豆と水を入れ、ふんわりラップをしてから、600Wで20秒チンすれば食べられます!
味が濃くなるので、付属のたれは離乳食時期には使いません。
納豆は癖が強くて、大人でも好き嫌いが分かれますよね。
ただし栄養価はかなり高いので、赤ちゃん時期から慣れてもらうと良いですよ。
豆腐はレンチン30秒!初期からあげられて栄養価も高い
お豆腐は水を入れて、ふんわりラップをしてから、600Wで30秒チンすれば食べれます!
大豆アレルギーがなければ、離乳食の初期から食べられますよ。
離乳食なら、絹ごし豆腐で国産大豆を使用したもの、小さめサイズがおすすめ。
市販品の中なら【男前豆腐店の「豆皿豆腐」か「京の石畳」】が良いですよ。
後期食以降なら、冷ましてそのまま手づかみ食べにも使えますよ。
離乳食の初期から後期まで使えるので、冷蔵庫に常備しておきたいですね。
しらすは湯通しすればそのままOK!中期はきざんでから
しらすは茶こしかざるに入れて、お湯をかければ食べられます!
後期食ならそのまま食べれます。中期食はきざんであげると食べやすいですよ。
骨を気にする必要もないので、離乳食時期にも取り入れやすいと思います。
釜揚げしらすがおすすめですが、スーパーになければ「しらす」でOK!
しらすはカルシウムやたんぱく質だけでなく、脳の発達に関係するDHAも含まれています。
おかゆや豆腐にまぜるなどして、赤ちゃん時期から積極的に取り入れて行きましょう♪
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鯖の水煮缶は離乳食にそのまま食べれる?意外なNG食材!
鯖の水煮缶やミニトマトを、離乳食にそのままあげるのは避けた方が良いでしょう。
塩分が多い、離乳食にあげるには硬くて消化に悪いなどが理由です。
ここでは、そのまま食べるのはNGな食材や、リンゴなど注意が必要なものを解説しますね。
気を付けた方が良いポイントもお伝えしますので、ぜひチェックしてくださいね。
鯖の水煮缶やツナ缶はそのままNG!缶詰は塩分が多い
鯖の水煮缶やツナ缶を、離乳食にそのまま使うのはNGです。
「水煮缶」と記載があると、赤ちゃんにあげて良いのでは?と思いますよね。
缶詰は塩分が多く含まれているため、赤ちゃんにそのままあげるのには適しません。
また、鯖の水煮缶には小骨が含まれていることがあります。
小骨を取り除いて、しっかり塩抜きしてからあげましょう。スープに使うのがおすすめですよ。
塩抜きしても塩分は多少残ります。心配なら1歳以降にあげる方が良いでしょう。
ミニトマトやきゅうりもNG!食感が硬く消化もしにくい
ミニトマトやきゅうりなどの生野菜をそのままあげるのも、避けた方が良いでしょう。
果物は生で食べれるものが多いので、ミニトマトやきゅうりも良いのでは?と思いますよね。
野菜は果物と違って生だと硬いものが多く、消化もしにくいです。
ただし、栄養をそのまま取れるのは生野菜の魅力。
離乳食が完了した1歳以降に、手づかみ食べなどで取り入れると良いですよ!
リンゴは窒息事故が多い!梨もそのままは1歳以降が安心
リンゴや梨も、生であげるのは注意した方が良いでしょう。
リンゴや梨は離乳食時期からそのまま食べてもOKと言われることが多いです。
しかし、すりおろしや小さくカットされたリンゴを詰まらせて亡くなる事故が多発しています。
どちらも保育園での事故ですが、離乳食時期の赤ちゃんが亡くなっているので心配になりますね。
内閣府が出したガイドラインでは、リンゴや梨を「完了期までは加熱して提供する」とされているんです。
保育園など施設向けのガイドラインではありますが、心配であればお家でも加熱してあげると良いですね。
離乳食でそのまま食べれる食材は?のまとめ
- 初期食(5~6か月)は、プレーンヨーグルトのみそのまま食べれる食材である
- 中期食(7~8か月)は、カッテージチーズやきな粉はそのまま食べられ、バナナやいちごなどはつぶせばOK
- 後期食(9~11か月)は、食パンやロールパン、ひきわり納豆などもそのまま食べれる
- 納豆や豆腐、しらすはひと手間加えれば食べられ、栄養価も高いため、離乳食におすすめ
- 鯖の水煮缶やツナ缶、ミニトマトなどの生野菜は、離乳食にそのままあげるのはNG
- リンゴや梨は事故が多発しているため、心配なら加熱してあげた方が良い
この記事では離乳食でそのまま食べれる食材や、ひと手間加えればOKなものを解説しました。
また、NG食材や気を付けた方が良いポイントを保育士目線でお伝えしたので、安心して参考にして下さいね。
そのまま食べれる食材で、程よい手抜きを♪きっとママと赤ちゃんの笑顔が増えますよ。
こちらは6か月からそのままあげてOK!お出かけにも便利です。
自然と口が動くので、あごを動かすトレーニングにもなりますよ。
「どうしても離乳食が作れない…」そんな時のために、常備しておくのもおすすめです!
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